梅雨明けが目前に迫り、来る夏休みに胸を踊らせている生徒も多いでしょう。
リフレッシュも大事ですが、時間のある夏休みにはぜひ1学期に学んだことの復習に時間を割いてほしいものです。
特に英語や数学などは積み重ねの教科ですので、わからないことをそのままにしておくと授業についていくことが難しくなる可能性があります。
夏休みの学習を有意義なものにするためにも、いまのうちから自分の苦手分野を把握し、整理しておくといいですよ。
梅雨明けが目前に迫り、来る夏休みに胸を踊らせている生徒も多いでしょう。
リフレッシュも大事ですが、時間のある夏休みにはぜひ1学期に学んだことの復習に時間を割いてほしいものです。
特に英語や数学などは積み重ねの教科ですので、わからないことをそのままにしておくと授業についていくことが難しくなる可能性があります。
夏休みの学習を有意義なものにするためにも、いまのうちから自分の苦手分野を把握し、整理しておくといいですよ。
昨日食べた夕食を覚えていても、
一週間前に食べた夕食を
完全に覚えているひとは
少ないのではないのでしょうか?
人間の記憶力というものは
過信できるものではありません。
「思い出す必要がない」と
脳が判断した内容は、
”時間が過ぎると忘却される”ように
ヒトの体はできているからです。
それはそれで
悪いことではないのですが、
勉強においては厄介なことです。
学んだことを、
試験のときに頭から取り出せるように
することが求められる受験の世界では
「記憶のメンテナンス」が成功のカギになります。
学校や塾で学んだことを、
その都度きちんと自宅でも振り返って
知識の定着を図らないとけません。
記憶を強固にするには、
反復が重要です。
繰り返すことでそれが脳に重要である
と錯覚させるのです。
苦手科目ほど、
予習に長い時間かけるよりも
十分な復習に重きを置いてみてください。
成績は面白いほど上がっていくでしょう。
国立大学前期入試が終わりました。受験された方、本当にお疲れさまでした。結果次第では後期試験に臨まれる方もおられるかもしれませんが、どうか最後まで諦めずに頑張って欲しいものです。ゴールはもうすぐそこですから。
さて、今春から高校3年生になる生徒はあと1年後に国立前期試験を迎えることになります。受験の天王山は夏だと言われて久しいですが、高3になる前の春休みの過ごし方で来年の結果は変わってくるものだと私は感じています。受験生になる前に基礎学力をつけておかなければ、スタートダッシュでつまずき夏以降の入試問題への対応がうまくいきません。主要教科、特に英数の基礎(数学ならば教科書の例題や問い、英語なら基本構文のチェックなど)を今一度見直して最低でも苦手分野の把握と補強をしておかないと周りに大きな遅れを取ってしまいます。スタートは早いほどいいです、いまからが勝負です!
最難関といわれる灘や開成といった私立中学の算数の入試問題を題材に授業していて、その内容の複雑さに驚くこともしばしばあります。問題文も時として非常に長く、情報量も多いです。また、設定もかなり入り組んでいることが多いです。実際に、時間内に全てを解ききるとなると相当な実力が要求されます。いわゆる難問というものに対峙する際、複雑な設定を理解しやすいように自分でシンプルにすることが必要です。かつてフランスの哲学者であったデカルトは、「困難は分割せよ」という名言を残しています。困難な問題は、自分が分かるレベルに小さく分けていって、最終的に解決が必要な部分を抽出することが大切であると思います。
入試直前になると、苦手科目の底上げばかりに目がいってしまいがちです。しかし、ここで得意科目をほったらかしにしてしまうと本番で思わぬ失敗を引き起こします。本来得点が安定している科目なだけに、本番で思うように点がとれないと合格が一気に遠のいていきます。かといって苦手科目は伸びしろが大きいですから、この時期であっても苦手克服から逃げるわけにはいきません。オススメしたいのは、短時間でもいいので得意科目に関しては長い時間をかけずに「メンテナンス」を日々おこなうことです。例えば、数学なら毎朝数問ほど計算練習を行なったり、英語なら毎日1題だけ長文問題を解いたり。要は、得意科目のカンを鈍らせないようにすることが大切なのです。勉強はバランスが重要です、それは入試は総合点で決まるという事実が物語っています。要領よく乗り切って行きましょう。
国立大入試まで一か月を切った今、直前期の数学の勉強をどうしたらいいか分からないと悩んでいるいる人もいるようです。数学の力は短期間で伸びないと言われますが、頻出問題を効率よく復習して本番での得点につなげることは十分可能です。受験校が決定し、過去に取り組んでいること人が大部分でしょうが、そもそも過去問は「傾向を知るためのもの」であって、参考書ではありません。過去の頻出分野を確認したら、その分野についていままでやってきた参考書に載っている問題の復習を素早くやりましょう。ここで復習した問題の解法は必ず数学の試験で強力な武器になります。現役の理系受験生ならば、「数Ⅲの微積、複素数」と「数学Ⅱ・Bのベクトル、数列」の標準問題の解法を残り一か月弱で見直しておくと本番で大失点することはありません。標準問題はそのままの形で出題されることが多く、直前にやった問題が出たら周囲のライバルと大きな差がつけられます。最後の瞬間まで諦めないように。
突然ですが問題です。「1134951は素数ですか?」
いかがでしょうか。すぐに素数ではないと断言することはできましたか?
(1134951は3の倍数なので素数ではありません。)
どうすればこの一見素数のように見える数字を素数でないと断言できるのでしょうか?
実は便利な「倍数判定法」というものがいくつかあります。
2の倍数かどうかは「一の位の数が偶数かどうか」ということで判断できます。これは日常的に身に着けているかもしれませんね。
それでは3以上の倍数判定法をいくつか紹介します。
3の倍数:各桁の数の和が3の倍数
4の倍数:下2桁が4の倍数
5の倍数:一の位が0か5
6の倍数:2の倍数かつ3の倍数
などなどです。7以上に関してもあるので気になる人は調べてみてください。
さて、本当に以上の判定法は正しいのか……特に3の倍数の判定法は納得し辛いのではないでしょうか。
では、3の倍数判定法について証明していきましょう。
証明
3桁の数(Aと呼びましょう)について調べます。
a,b,cを0以上9以下の整数とします。
この時a,b,cを用いてAは
A=100a+10b+c とあらわすことができます。
これを少し変形していきます。
A=100a+10b+c
=(99+1)a+(9+1)b+c
=(99a+9b)+(a+b+c)
=3(33a+3b)+a+b+c
このように変形できました。3(33a+3b)の部分は33a+3bが整数であり、3の倍数なので当然3の倍数です。よって、Aが3の倍数であるかどうかはa+b+c(各桁の和)が3の倍数かどうか次第ということになります。たとえAが4桁以上になった場合も同じように証明が可能です。
整数問題を扱う際にもすごい威力を発揮する倍数判定法。ぜひとも身に着けてください。
1月も下旬となり、いよいよ私立大学の入試がはじまります。今日授業した学生は入試までで最後の授業でした。過去問をざっと復習して、分からないことを確認して、落ち着いて今まで学んだことを出し切るようエールをおくりました。
通信のトラブルなどを考慮すると、オンライン授業で画面に資料は出すことができるといっても、やはりお互いに手元に教材があるほうが便利であると感じました。初回、2回目の授業はこちらで教材を用意し、レベルを判断して市販の教材を購入してもらって解説するようにすると円滑に授業を進められ、宿題も出しやすいです。その上で、補足の資料などを画面に出すようにするとよりよい授業を行うことができます。扱う教材を準備する時間を節約して予習に時間を充てられると授業の質が向上することでしょう。
もう始まっているところもありますが、私立高校入試のシーズンです。公立高校が第一志望の生徒であっても、はじめて経験する本番の試験に緊張していることだと思います。
最初から落ちるつもりで試験に向かう生徒はいません。自分と実力相応の学校を受験するうえで大切なのは、普段取れる問題を試験場で確実に得点することに尽きます。そのためには、難問と易問を見極めることが大切です。特に私立高校入試で顕著ですが、時間内に解答することが困難な設問が数問用意されていることがあります。しかし、それらを本番で落としてしまっても合否に影響することは稀です。本番でこのような問題に時間を使いすぎてしまったがために結果的に合計得点が下がり、希望のコース(特進科など)に不合格となってしまう生徒も存在するのです。
それぞれの学校の出題傾向は基本的に一定しているので、いまいちど過去問を使って問題の難易差を確かめておきましょう。また、超直前期のいまだからこそ、参考書や教科書での知識問題(特に、理科と社会)の確認も怠ることがないように。本番で誰もが得点する問題を落としてしまうことが一番恐ろしいことですから。しっかりと準備をした生徒は必ず合格を手にすることができます、最後まで諦めずに頑張りましょう。
そろそろ最終進路決定も済み、本格的に入試の勉強に入り始めているでしょうか。
ここからはもう、
新しいことは原則取り入れない方が良策です。
ただひたすら今までやってきたことを確認し、
過去問で本番の練習をしましょう。
(絶対に練習が足りていないと思う箇所は
別途時間をとってやりましょう。)
さらに、
ここまで受験勉強を頑張ってきた
受験生の皆さんの中には、
「今更先生の話を聞く時間すらもったいない」
と考える人もいるかと思います。
当然です。
でも、こんな時だからこそ
先生の話を聞くような
クラスでベクトルを同じくする時間が大切です。
クラスの雰囲気というのは、
想像以上に受験までの勉強に影響します。
「あの人も頑張ってるから自分も」
と考られることは、
独りで勉強する人に対して、
非常に大きなアドバンテージになります。
いろいろな考え方がありますが、
個人的には自由登校でも
みんなで教室で勉強することをおすすめします。
いよいよ今までの人生で
(今後が決まるという意味で)最大のイベントです。
思いっきりこのイベントを楽しめるように
準備しましょう!!!