副詞について考える

英語の授業をしていて、副詞と形容詞をしっかりと区別出来ていない生徒が多いように感じます。例えば、almostを形容詞であると勘違いしている人はいませんか? mostとalmostはよくセンター試験でも狙われるポイントですよね。

まず押さえておきたいことは、副詞は名詞以外を修飾し、形容詞は名詞を修飾するということです。副詞はおおまかにわけて2パターンに分かれ、修飾される語の前につく「限定の副詞」と後につく「説明の副詞」に分かれます。限定の副詞には程度、頻度、評価、確定といった意味を表すものがあります。それに対し、説明の副詞には様態、場所、時間といった意味を表すものがあります。

副詞は5文型のどの要素にも属さないため、あやふやにされがちですよね。副詞をより深く学ぶと、英文の解釈力が一段とアップします。これを機に、副詞について今一度考えなおしてみましょう。

苦手から逃げない

センター試験まで残り一ヶ月を切りました。皆さんは過去問や予想問題での演習に励んでいることだと思います。演習をしていくなかで、得点が伸び悩んでいる分野を見つけた人もいるでしょう。おそらく、そこはあなたの苦手分野です。直前期のいまだからこそ、苦手としっかり向き合ってみてください。発想を変えれば、一番得点アップが見込めるところなのでオイシイですよ。有機化学の合成高分子のところや、物理の原子など対策が手薄のまま試験に向かう生徒が多いことも事実です。本番に苦手分野から出題されたら、まるまる点を落としてしまうことにもつながり、厳しい結果になります。是非、苦手と向き合ってみましょう。

脱・計算ミス

頑張っても頑張っても理系科目の点数が上がらない人へ。
まずは、足元を見よう。点数が上がらない原因はおそらく計算ミス。
解き方は分かっていたのに、計算を間違えたせいで点数が下がるのはもったいない!

しかしテストの点数が低かったことを「計算ミスした」などと言い訳をしていても仕方がないことである。結局、模試や入試で大事なのは結果。記述試験なら部分点をくれる可能性があるにしても、センター試験に関しては点数を左右するのは最終的な答えのみ。計算ミスは克服しなければならないものだとよく分かる。

計算ミスを防ぐための方法は基本的に、符号に気をつける、検算をする、などがあるが、計算ミスをしないようにするためのアドバイスを1つしたい!

私たちの身の回りの生活は、数字で溢れている。車のナンバーや商品の値段など。それをうまく使って計算に慣れていこう。

例えば、消費税(現在8%)がある。(正直難しい)
何か物を買うときに税込みの値段を計算してみよう。
150円の商品だったら、150×1.08=162(円)

他にも、車のナンバーがある。ナンバーが4872だったら、48と72の最大公約数(24)や、最大公約数(144)を求めたり、これくらい簡単だよ!という人は
48×72(3456)を計算してもいい。
それを登下校中にすれ違う車や、見えた車で計算してみて欲しい。

これだけで、計算力は格段に上がると思う。

計算ミスで悩んでいる人は、是非これを実践してほしいと思う。

直前期の過ごし方

センター試験まで残り少ないですが、どのように過ごされているでしょうか。現役生の皆さんは、直前期であっても学校で過ごす時間が長いはずです。一人で勉強がしたい!と思っていても、ここはひとつ我慢しましょう。学校での演習時間、授業を有効利用すべきです。そのなかで新たな自分の課題や、復習項目を学校にいる間に解決できるはずです。そうすることで自宅学習では本当に自分に不足しているところだけに集中することができ、結果的に入試で優位に立てます。無駄な時間など無いと自分に言い聞かせましょう。この時期は過去問、予想問題の演習ばかりになりがちですが、演習後の解答解説の読み込みとポイント整理もすばやく行っていくことも忘れずに。