英語の授業をしていて、副詞と形容詞をしっかりと区別出来ていない生徒が多いように感じます。例えば、almostを形容詞であると勘違いしている人はいませんか? mostとalmostはよくセンター試験でも狙われるポイントですよね。
まず押さえておきたいことは、副詞は名詞以外を修飾し、形容詞は名詞を修飾するということです。副詞はおおまかにわけて2パターンに分かれ、修飾される語の前につく「限定の副詞」と後につく「説明の副詞」に分かれます。限定の副詞には程度、頻度、評価、確定といった意味を表すものがあります。それに対し、説明の副詞には様態、場所、時間といった意味を表すものがあります。
副詞は5文型のどの要素にも属さないため、あやふやにされがちですよね。副詞をより深く学ぶと、英文の解釈力が一段とアップします。これを機に、副詞について今一度考えなおしてみましょう。