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古都・京都への旅①

  • 2016/02/24
  • ブログ

こんにちは。
今回は外国人にも大人気!な京都の話をしたいと思います。
先日ワタクシはお休みを利用して京都に行ってきましたので、
そこで学んだ歴史の知識のおすそ分けを(^0^)

今回の旅では沢山の由緒ある神社や仏閣を参拝してきました。
有名どころもありつつ、知らなかったことをたくさん学べた良い機会でした!

回ったのは有名どころの金閣寺や銀閣寺をはじめ、ならの東大寺など…
ガイドブックや教科書などで見たことはあったのですが…実物を見るのは初めてです。

まずは金閣寺。
この『金閣寺』という名前は正式名称ではないことを知っていましたか?

実は『鹿(ろくおんじ)』といいます。

おしゃか様の骨をまつったとされる舎利殿(しゃりでん)に金箔が沢山使われていることから、
金閣寺と呼ばれるようになったわけですね。

この鹿苑寺(金閣寺)は3階建てで、1階は寝殿造、2階は武家造で、3階は禅宗様式と、
各階異なる建築様式が用いられているのも大きな特徴であり、面白いところなのですよ。
3階にはお釈迦様の骨があるということを聞き、何気にびっくりしたワタクシでした。
(たしか習ったはずなのですが…^^;)

ちなみにこの鹿苑寺がある場所。
もともとは西園寺家という貴族が保有していた土地で、「西園寺」という建物があったようです。
しかし鎌倉幕府滅亡直後、西園寺家当主による後醍醐天皇暗殺計画が発覚したため、
当主は逮捕され処刑されました。そのため西園寺家の膨大な土地と資産は没収されて、
手つかずのかなり荒れた土地になってしまったそうです。

その後人の手が行き届かず、荒れ果てた西園寺を譲り受けたのが室町幕府の3代将軍・足利義満です。

義満は譲り受けた西園寺を改築と新築によって一新し、「北山山荘」を建てました。
義満の死後、遺言により北山山荘は禅寺として改められたのですが、
これこそが「鹿苑寺(金閣寺)」なのです。

「鹿苑寺(金閣寺)」の前身となる建物、「西園寺」が時代とともに変遷し、「鹿苑寺(金閣寺)」と
なったわけですね。う~ん、興味深いものです。

このあと色々な場所もまわったのですが、有名なお寺や建物はよく火災にあっています。
五重塔など、背の高い建物は落雷により消失⇒再建というところも多いのですが、
この鹿苑寺については、一度放火にあっており、大切な文化財が消失しているそうです。

今の鹿苑寺は、再建されたものなんですよ。

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