学校の特色
建学の精神
イエス・キリストにつながり他者への愛と奉仕の精神を持ち、自ら働きかける女性を育成する。
・1885年に創設された、福岡で最も歴史のある女子中学校です。1921年に制定されたセーラー服は、日本におけるセーラー服の制服への導入の先駆けとして全国的に有名です。
・「はないち手帳」に毎日の家庭学習を記録し、計画→実行→検証→改善のサイクルを育てます。
・2018年より、自立した女性を目指すキャリア教育として、「はないちプロジェクト」と称した探究活動が行われています。中学1年と高校1 年では様々な職業人との対話を通じて将来の自分の働き方をイメージする「カタリバ女学院」を開催し、 その後の進路教育の土台を築きます。
中学2年ではSDGs(国連加盟国が2016年~2030年で達成する行動計画)と会社とのつながりを研究し、企業からのミッションに取り組みます。
・中学では演習やプレテストで学習のフォローを行うことで対応力も磨きます。高校では普通科(特進クラス、進学クラス)と音楽科に分かれ、希望の進路に応じて学習に取り組みます。普通科の進学クラスでは通常の私立文系コースの他に、理数科目を強化し看護系大学への進学を目指す「看護・医療コース」、福岡女学院大学と連携した授業で一歩先のキャリアを実現する「福岡女学院大学コース」に分かれます。音楽科では音楽の専門性を高める「音楽大学コース 」と総合的な学力を高める「国立大学教育学部コース 」に分かれ ます。
・芸術教育に力を入れており、美術では「よく見る」「よく考える」「心を込める」をテーマに、一つの作品に最長1年かけて取り組みます。音楽は合唱に加えて生徒全員がバイオリン授業を受けます。高校では陶芸や器楽も選択できます。
・全教室に電子黒板を設置したり、タブレットを生徒に配布したりするなど、ICT教育の充実化が進んでいます。
・2025年7月までの完成予定で、校舎の建て替えが行われます。
・系列大学への内部進学に加えて、芸術教育の成果として音楽大学や宝塚音楽学校への合格者も多く輩出しています。卒業生の進路として航空業界への就職が多いのも特徴です。
入試の特徴
・2022年の入試結果は以下のとおりです。
1月入試 2月入試
募集定員 100名程度 募集定員 20名程度
受験者数 127名 受験者数 7名
合格者数 122名 合格者数 7名
実質倍率 1.04倍 実質倍率 1.00倍
合格率 96.1% 合格率 100%
・合格の目安は以下のとおりです。
1月入試:45%以上(国算+総合問題)
2月入試:55%以上
得点率が70%を超えると、各種奨学生に認定されます。
・入試倍率は1.1倍未満であることがほとんどです。過去問題演習で50%を取れるように準備することで、より合格に近づきます。
・算数の入試問題は、思考力を問う内容が出題されるため、事前の過去問題演習が重要になってきます。
・1月入試は国語と算数の試験に加えて、総合問題(理科、社会、全教科から思考力などを問う問題)/英語(英検4級レベル)/音楽実技(ピアノ、バイオリンなど)/体育実技(体力テスト*1競技)から1つを選択して受験する制度になっています。
・2月入試は筆記試験や実技試験は行われず、作文と個人面接で選抜されます。
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