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特色化選抜とはどのような仕組みなの?(前編)

  • 2022/07/13
  • TOP新着

みなさん、こんにちは(^^)/
学習塾筑紫修学館のスタッフブログです!
本日もスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、福岡県の特色化選抜実施校がさらに拡大される話をしましたが、そもそも特色化選抜とはどのような入試体系なのかご存じでしょうか。
今回は、従来の推薦入試との違いを前後編に分けてお話しします。

①学校長の推薦が不要!
従来の推薦入試は、「学校長推薦入試」と言われ、出願する際には所属する中学校の学校長の推薦書が必要になっています。
学校長の推薦書を得るためには、中学校内での選抜を勝ち抜く必要があるので、実は入試本番よりも前から、入試は始まっているといえるのです。

一方で、特色化選抜ではなんと学校長の推薦は不要なのです。
つまり、中学校内の選抜を経ることなく、受験することが可能な制度なのです。
これだけ聞くと、「えっ、じゃあ学力的に厳しくても受験できるんだ、ラッキー☆」と思うかもしれません。
でも、そんなに都合よくはいかないのです。
なぜかというと……。

通知表の評定の基準が決まっている。
実は、特色化選抜では出願する際の評定の基準が学校ごとに決められているのです。

学校長推薦入試では、評定の基準に関して明確な数値は出されていません。
過去には、評定が30代前半の生徒が、修猷館高校の推薦入試を受験し、合格したことがありました。
(ひじょうにまれなケースではあるのですが……。)

しかし、特色化選抜では、「これだけの評定がないと出願できません」というのが決められているのです。
昨年度の筑紫中央高校の例でいくと、

出願時に提出する調査書における中学校3年次の評定の合計が「38」以上で、
かつ「国語」「社会」「数学」「理科」「外国語」の内2教科以上が評定「5」である者。

これは、かなり高い評定です。

おそらく春日高校筑紫高校もこれ以上の評定が必要になる可能性が高いので、実は誰でも出願できるわけではないのです。

逆に言うと、日ごろの学習を頑張り、結果を出すことで、出願の幅が広がる入試制度といえますね。

それでは次回の後半をお楽しみに☆

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