みなさんこんにちは★
昨日に続いてクリスマス関連の話。
毎年この時期になると
「今年のサンタはどう迎撃する?」とか
「クリスマス中止のお知らせ!」などという過激な文面が
(主にインターネットを中心に)大々的に掲載されるのはご存知だと思います。
とはいえクリスマスが始まってから1,700年ほど。
クリスマス関連のエピソードは数多く存在します。
今日はある出来事をご紹介。
時は第1次世界大戦。飛行機や戦車、毒ガスなど近代兵器が登場し
死傷者の数が跳ね上がった人類史初の世界大戦でした。
1914年の12月、ドイツ軍とイギリス・フランス軍が対峙する塹壕で聞こえてきたのは
「きよし子の夜」(Silent night)。
ドイツ軍から流れてきたこの曲に合わせてイギリス・フランス軍が自発的に武装を解除しました。
昨日まで銃弾を打ち合っていた両軍の兵士が戦地の真ん中で出会います。
そして・・・・・・
両軍の兵士たちが交流をはじめ、戦場ではなくなりました。
このほか両軍の死者を弔い、祈る会が行われたそうです。
写真にあるサッカーは、最終的にボールが鉄条網に引っかかってパンクしてしまい終了。
それでも束の間の楽しいひと時を過ごしたのでした。
その後1918年まで3回のクリスマスがやってきますが、兵士の士気低下を恐れた
イギリスの上層部は、交流の禁止を通達しクリスマス時期に戦闘を激しくするように指導。
このクリスマス休戦後、第1次世界大戦は激化していきます。
いかがでしょうか?
何気なく過ごすクリスマスも、ここはひとつ過去のエピソードなどを学んで
過ごすのも悪くないと思います。
好きな人と過ごすだけがクリスマスじゃないですよ!!
<参考>
Naverまとめ
1914年に起こった奇跡。素敵だけど悲しいクリスマス休戦。
http://matome.naver.jp/odai/2138795723410075901
Wikipedia
クリスマス休戦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E4%BC%91%E6%88%A6
世界で一番の贈りもの
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%AE-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B4/dp/456605070X