10/5から、私たちにとって嬉しいニュースが続いています。
10/5 大村智氏 ≪寄生虫による感染症の治療法に関する発見≫
10/6 梶田隆章氏 ≪素粒子ニュートリノの研究≫
なんと、2日連続で
ノーベル賞受賞!!
本当におめでたいことです!(^^)
大村氏の受賞内容は、アフリカや中南米で流行する、感染者の2割が失明する恐れのある
「河川盲目症(オンコセルカ症)」の治療薬を開発したことによるもの。
この治療薬のおかげで、年間3億人が失明から救われているのだそうです。
ノーベル賞委員会は「人類に計り知れない恩恵をもたらした」と大村氏を称えています。
そして昨日受賞となった梶田氏の受賞内容は、素粒子ニュートリノに関する発見。
要約すると、「ニュートリノ」という物質はこれまで重さはないとされていたのですが、
『スーパーカミオカンデ』という装置を用いて、『ニュートリノ振動』という
現象を初めて確認し、この物質に重さがある、ということを証明するに至りました。
宇宙の成り立ちや物質の起源を解明するのに大きな影響を与えたとのことです。
受賞決定後の会見で、梶田氏は
「この研究は何かすぐ役に立つものではないが、人類の知の地平線を拡大するようなもの。
研究者の好奇心に従ってやっている。純粋科学にスポットを当ててもらいうれしい」
とコメントしています。
まさに”研究者”の一言ですね。しびれました。
理科離れが進んでいると言われていますが、こういったニュースに心を動かされる
子どもも多いはず。諦めず取り組み続けての受賞。本当にうれしいニュースです!
今後も続々発表されます。楽しみですね!
【今後の発表日程】
化学賞
日時:10月7日(水)18:45
平和賞
日時:10月9日(金)19:00
アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞(経済学賞)
日時:10月12日(月)20:00