こんにちは。
昨日は金閣寺についてご紹介しましたが、本日は平等院鳳凰堂についてです。
さて、平等院鳳凰堂とは…。
有名なのは10円玉に描かれているというところでしょうか。
「源氏物語」の主人公、光源氏のモデルとなった人物の別荘跡に建てられたのが平等院であり、
平安時代の文化財を見学することができます。
この平等院の中にあるのは平安時代後期に藤原頼通によって建てられた阿弥陀堂。
この阿弥陀堂はもちろんのこと、安置されている金色に輝く巨大な阿弥陀如来坐像もまた、
国宝に指定されています。
ちなみにワタクシは時間の都合上内部までは見れず…また次の機会に見学したいと思います(^^*)
(資料館でムービーを見ましたが、ほんとうに大きく、神々しい像でした。)
(↑こんな感じのようですね)
ちなみに、先述した貴重な文化財については、平等院ミュージアム鳳翔館という
所で見学できました。内部は撮影禁止なので、しっかり見学して記憶に残してきましたが…
本当に貴重な資料が多く…「鳳凰堂」の名にふさわしい、凛々しい鳳凰像もありました。
建立当時からあった初代鳳凰像はミュージアムで、2代目の鳳凰像は現在の建物の上で
見ることができました。
また、有名な鐘楼(しょうろう)も見ることができるのですが、ミュージアムに展示されているのは
11世紀ごろに作られた当時の物です。
やはり痛んではいましたが、絵柄や質感などを間近で見ることができ、とても感慨深かったですよ。
現代ではプリントしたり、3Dで物が作れたりしますが、そういった技術のない時代に、
あれだけ造形深いものを作ることができるのは素晴らしいことですね。
平等院のある宇治の地は、源氏物語や抹茶でも有名です。
学校で源氏物語を習った人には聞き覚えのある地名ではないでしょうか?
(宇治十帖という物語がありますよね)
一度行ってみると、歴史を感じられて勉強になりますよ。
苦手な人こそ、行ってみてほしいと感じます。文章で読むだけでなく、当時の様子や
面影を感じることで興味を持ち、「知りたい」と思えるからです。
修学旅行などで訪れた際は、ぜひしっかり見学してくださいね。