こんにちは、M村です。
3月半ばになりまた暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
3月の頭に暖かくなってきて、またすぐ寒くなり、また暖かくなるという三寒四温と言われている状態でした。
気温の高低差が激しいので風邪など気をつけてくださいね!
さてお彼岸の季節となってきましたが、
お彼岸といえばもちろん祖先の方にご挨拶しに行くこともすごく大事なことですが、
お彼岸の時に食べる食べ物がありますよね。
そう!ぼたもちです。
しかし、ぼたもちに似たものがありますよね。・・・おはぎです。
おはぎとぼたもちってどこが違うのでしょうか?
・・・・。(よく分からないなー。)違いを聞かれると答えに困ってしまう方も結構いると思います。
つぶあんとこしあんの違い?
年代や住む地域によって区別の仕方も様々なようなのですが、
実はおはぎもぼたもちも同じ物なんです。
両者ともあずきあんをまぶしたお餅に変わりはないのですが、
その中でも春に食べるものを「ぼたもち(牡丹餅)」、秋に食べるものを「おはぎ(お萩)」と呼ぶのです。
では、どうして呼び方が違うのでしょうか?
その答えは、それぞれの漢字の中にあります。
「ぼたもち(牡丹餅)」は、春のお彼岸、牡丹(ぼたん)の花が咲く季節に供えられたものの呼び方で、
そのあずきの粒を牡丹の花に見立てた名前です。
一方、秋のお彼岸、萩の花が咲く季節に供えられたのが「おはぎ(お萩)」です。
こちらも、そのあずきの粒を萩の花に見立てたことによります。
つまり、同じ物でも季節によってその呼び方を変えているのです。
季節に応じて食べ物の名前が変わるというのも日本の素晴らしき文化によるものだと思います。
こういうことは後世に伝えたい文化としてしっかり継承していきたいものです。