こんにちは!
先日、「ちはやふる」の話題から百人一首の和歌にはまり、
そこからさらに平安時代の暮らしって・・・?と興味を持ち始めているワタクシです。
好奇心のアンテナはいたる所へ!
そしてそんなこんなでまず気になっているのが「和歌」。
古今和歌集や新古今和歌集など、みなさんも授業でならったことと思います。
古今和歌集は平安時代の前期の勅撰和歌集、つまり天皇や上皇の命により編集されたものという
ことですね。有名な在原業平や小野小町の詠んだ歌が掲載されています。
昔の人々は和歌で自分のさまざまな思いを表現しています。
最も多いのは恋の歌ですが、そのほか四季の美しさ、日常のことなど種類は豊富。
特に恋の歌は手紙に添えるなどして、想い人に届けられることも多かったようですが、
中には“歌合わせ”という、歌人たちが集まって和歌を詠む会で詠まれることも多かったのだとか。
つまりは、みんなの前で自分の好きな人について
「私はこんなにあの人のことが好きなんですよ、」
「会えなくてさみしいなあ、会いたいなあ」、なんて気持ちを詠むわけなんですね。
ワタクシ的には結構恥ずかしいことのように思うのですが、昔は今のようにメールなんて
ないですから、このように和歌を送りあうことで恋愛をしていたわけなんです。
いくら「あの人いいなあ」と思っても、昔は簡単に男女が会うことができなかったので、
和歌の上手さで相手の良しあしを判断していたんですよ。
つまり、今でいう文章力がなければ気持ちが通じることはなかったということです。
【次回に続く!】