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雅な人々の一日

  • 2016/05/18
  • ブログ

こんにちは!
昔のことをかくとすっかりお勉強ブログみたいになってしまいますが・・・
塾なのでよしとしましょう!(^0^*)

話題は平安時代の人のくらしについて。
平安時代の人々を『暇人』扱いしている男子高校生、Iくんと
この前和歌を詠むことの大変さを知ったワタクシの攻防です(笑)

さて、平安の貴族の人たちについて。
貴族というと華やかでゆったりしたお金持ち、のようなイメージですよね。
しかし、平安時代でいう『貴族』はただのお金持ちではありません。
今でいうと、政治家公務員のような仕事をしていたようなんです。

現代のように朝から夕方、夜までしっかり働いて…というわけではなく、
早朝から4~5時間程度と、まったりしたお仕事ライフだったようですが(笑)
昔は日が昇ると起床し、日が沈めば眠るといった生活なので、当たり前といえば
当たり前のような気もしますがね。

ただ、上述したようにお仕事以外に和歌をよんだり、蹴鞠をけったり、美しい景色を愛でたりと
色々しているわけですが、むしろこのようなことに精を出していたようです。
前回のブログの通り、和歌ひとつとっても上手なのか下手なのかでその人の評価が決まってしまう
わけですから、一見遊んでばっかりに見えそうですが自分を磨いていたわけです
ね。

少し話がそれますが、平安時代でモテていたのはこういった多彩な人であると同時に、
男性だと色白で細面、さらに目鼻立ちがくっきりしている顔立ちの人、
女性だと多少ふくよかで、長い黒髪の女性が人気だったようですね。

その他家柄などももちろん含まれますが、マナーや常識がしっかりしているか、
または知性があるかなどの内面的な条件がとても重要視されていたようです。

というのも、昔の恋愛は和歌や手紙を送りあったりするのが通例ですから
お互いが直接顔を合わせることはないに等しかったわけです。
女性は家族や親しい間柄の人にしか顔を見せられなかったので、
近くにいてもシルエットくらいしかわからなかったようですよ(笑)

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