こんにちは。
いよいよ平安時代のあれこれシリーズも第4回目!
もう飽きた人もいそうですが、お勉強ということで、お付き合いください。
先日から更新しているこの内容ですが、男子高校生のIくんは
なんだかんだで「へえ~」「すごっ!」「まじですか!」など、現代っ子ぶりを発揮しつつ
平安時代の知識を増やしていきました。(笑)
「平安時代の人たちって絶対暇ですよね」の発言はどこへやら、
「…まあ、時代によっていろいろ大変なことがありますよね、、」とのことです(笑)
本日は平安時代のお風呂事情についてクローズアップ!
日本は温泉に恵まれ、いわゆる「お風呂好き」と言われていますよね。
しかし、その昔平安時代の衛生状況はあまりよくなかったと言われています。
というのも、この時代の人たちはこまめにお風呂に入るという習慣はなかったんです。
今のように湯沸かし器なんて便利なものはありませんから、大量のお湯を沸かすことにも
一苦労。この時代は『蒸気風呂(蒸し風呂)』の利用が一般的であったとされています。
この時代は物事を占いで決める風習がありましたから、占いをした結果、
「縁起の良い」日でなければお風呂に入ることができませんでした。
しかし、平安の女性たちは髪の長い人が多かったことを覚えていますか?
黒くツヤのある長髪こそが美人の条件でしたから、お風呂に入らずともヘアケアについては
とても力を入れていたことが伺えます。
米のとぎ汁を使用したり、お香をたいて髪に香をつけては楽しんでいたようですよ。
「お風呂に入る」という習慣がないため、お香で強い香りは体臭を消すということにも
一役買っていたようです。
色々と平安時代について学んだIくん、「いや~、俺は絶対に暮らせません…」とポツリ。
割とお風呂が好きなようで、「毎日入らないなんて…」とげっそりしていました(笑)
色々と勉強になりましたね!平安時代についてのあれこれブログ、これにて完結です!