こんにちは、M村です。
前回は運動会についてのお話をしてました。
運動会はいつから開催されるようになったんだろう?!!
というお話でした^^
運動会の起源はヨーロッパから始まったみたいで、
ヨーロッパで行われていたものが日本に伝わってきたとされています。
しかし、一定のプログラムの下で全体が構成され競技や演技を行っていくのは、
日本独特の形のようです。
では実際に日本で最初に運動会が始まったのはいつなんでしょう?
日本で最初に運動会が開催されたのは『1874年』で、
当時の海軍兵学校というところで行われました。
しかし、その時はまだ運動会という呼び名ではなく、
「競闘遊戯会(きょうとうゆうぎかい)」と言われていたらしいです。
競闘遊戯会と運動会の名前の差がまずすごいですよね!
実際に運動会が定着したのは、文部省が学校で集団訓練のための運動会を行うよう指導したのがきっかけでした。
そして、1896年に初代の文部大臣、森有礼氏によって、
全国の小・中学校で運動会を実施することが義務付けられました。
しかし、学校側は運動会を開催することでとても困ったことが発生しました。
そのときは、まだほとんどの学校にグラウンドがなかったのです。
今では当然のように学校にはグラウンドがありますが、昔はないところがほとんどだったんです。
環境が整ってることに感謝せねばですね^^
グラウンドがなかったので、当時、神社やお寺の境内を借りて運動会をすることにしました。
しかしながら、場所を借りるには、神社やお寺の人だけでなく、
それらのお世話をする地域の人の許可をいただかなくてはなりませんでした。
そのため、地域の方に学校の運動会に一緒に参加をしてもらうことになりました。
そして、一緒に参加してもらうために、どんな人でも楽しめる「パン食い競走」や
「大玉転がし」のような競技ができたのです。中には 「ブタ追い競走」というのもあったのだそうですよ!
地域の方々が参加する運動会から今の運動会へと変わっていったのですね。
運動会も様々な形があって今の形が定着したみたいなので、
試行錯誤しながら色々なことが定まっていくのですねー!
もう運動会が終わったところもあれば、まだ運動会があってないところもあると思いますので、
まだのところは怪我のないよう頑張ってください。
そして、運動会だけに力を入れるのではなく、勉強もしっかりやることを頭に入れてがんばりましょうー!