皆さんこんにちは。
朝晩はかなり肌寒くなってきました。風邪など引かないよう気をつけましょう!
さて、話は変わりますが、皆さんは最近いつ空を眺めましたか?
そういえばあまり見ていないかも・・・という方もいるのではないでしょうか。
というわけで、本日は秋の空について少しお話ししようと思います。
“秋は空が高い”とよく言いますが、なぜそう見えるのか考えたことはありますか?
それには2つの理由があるのだとか。
1つは、晴れをもたらす高気圧がどこで育ったか、つまり出身地の違いです。
夏は南の海で、秋は大陸でそれぞれ育っています。
含まれる水蒸気や塵(ちり)などの量により、色の見え方も変わってきます。
これらが少ない方が、より青々とした高い空に見えるのだそうです。
つまり、これが秋の空ですね!
ちなみに、春の高気圧も大陸育ちですが、雪や氷が溶け、
植物もあまり育っていない季節にできるので、土などが舞いやすいです。
そのため大気中に水滴や塵が多くなり、空は白っぽく見えます。
もう1つは、雲の高さの違いです。
秋の空によく見られるうろこ雲やいわし雲。
これらは夏の入道雲や綿雲よりも高い位置に発生します。
雲の位置が高くなるので空も高く見える、と、理屈としては簡単なのです。
季節によって色や高さが変わることで、その空自体の見え方や印象も変わってきます。
これをきっかけに、晴れた日にはぜひ空を見上げてみてください(^^)♪