最近,いろいろなものがIoT化しているという話を聞かないですか?
そもそもIoTとは何でしょう?
Internet of Thingsの略で,要は「インターネットを介してつながったいろいろなもの」という意味です。
例えば,TVの録画用ハードディスクがIoT化すれば,スマートフォンを使ってインターネットを介して,どこに居ても録画予約が可能となります。
他にもお風呂がIoT化すればスマートフォンでお湯を溜めるなんていうことも可能です。
こういった事例はすでに確立しているので,「うちはそうだよ」という方もいると思います。
可能性はさらに広がりますので,「えっ?そんなこともできるの?」ということもできるようになるはずです。
そのアイディアを生み出すためには,いくつかの実現可能なことを組み合わせて,存在しないものを作り出す力が必要です。
こういった力はクリティカルシンキングを意識して生活していれば身に付きます。
例えば,学級会などの話し合いの場で誰かが発言したことの矛盾を見つけたり,それがうまくいかないことを論理的に説明したりする考え方のことです。
日本人は師や先輩の教えに対して盲目的に信じる傾向にありましたので,クリティカルシンキングは苦手とするようです。
これからの日本の教育方針は,こういった考えを身に付けることで人類の生活を良くしていこうとしています。
単純ではないですが,力を入れるべきところです。
話を戻すとIoTについてです。
我々は多くの九州大学の学生に講師として働いてもらっています。
その九州大学は伊都キャンパスに移転しましたが,広大な箱崎キャンパス跡地をIoT都市にしようという計画があるようです。
自動運転バスやドローン宅配など,人が近くにいなくても操作できる機械の街ができると思うとわくわくしますね。
完成したら,ぜひ行ってみたいです。
何年後かな?