みなさん、こんにちは(^^)/
先日福岡県公立高校入試の合格発表が行われました。
今回は一部の学校がインターネット上での発表となり、いつもなら結果報告の電話が鳴り響く校舎も、先生たちもPCで直接確認できることもあり、いつもよりは落ち着いた雰囲気ではありました。
それでも、受験生からは次々と報告が届くわけで・・・やはりハラハラさせられた一日でした。
さて今日は、小学校と中学校の学習内容の違いの後半を紹介します。
前回は国語と数学を紹介しましたが、今回は残りの主要3教科です。
(前回のブログはコチラから)
まずは社会です。
社会は大きく分けて「地理」「歴史」「公民」の3つに分かれます。
「地理」では世界や日本の自然・産業・文化を地域ごとの共通点や地域間の違い、その地域特有のものを中心に学習していきます。
小学校で地理に該当する内容では、身近な地域のようすや、農業が1年かけてどのように行われているかなどの、生活や体験に即した内容であったので、意外とその違いにびっくりするのではないでしょうか。
「歴史」では小学校の「人物中心」の学習から「時代・出来事中心」の内容に大きく変化していきます。
そこに世界の歴史が加わってきます。
内容は難しくなりますが、その分奥深さも増すので、一度興味を持つととても授業が楽しくなります!
「公民」は小学校で学習した政治に加えて、経済や人権・国際問題など幅広いテーマに沿って学習していきます。
公民をマスターする一番の近道は・・・ふだんから新聞やテレビのニュースをしっかり見ておくこと。これだけでも全然違ってきます。
次は理科です。
理科は「生物」「化学」「物理」「地学」の4つに大きく分かれます。
どの分野における大きな特徴は「実験・観察」がとても多いことです。
全ての授業が実験・観察によって学ぶ、ということも珍しくはありません。
新しい小学校の教育課程では、実験・観察の重視が定められていますが、中学校では早い段階からこれが実現していたのです。
中学校の理科は好きと答える生徒は多くなると言われていますが、その最大の理由はこの点にあるのではないでしょうか。
内容の面でも、それまでに学習した内容や法則を、より発展させて次々と新たな法則を学んでいきます。
次々と考えが広がってくるととても面白くなり、理科の学習により一層力が入ってくるのです。
最後に英語です。
小学校の英語は新年度からは内容が大きく変わってきますが、これまでの小学英語の大きな特徴は「英語に慣れさせる」をテーマに、英会話の活動を中心に英語を体験させるものでした。
一方中学校では「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの力をバランスよく育むための学習活動が行われます。
特に「読む」「書く」はこれまで小学校ではあまり重視されていなかったので、慣れるまではものすごく大変です。
ただし、1学期の最初のテストはアルファベットが中心なので、しっかり学習しておけば高得点間違いなしです。
中学校の内容は小学校より難しくはなりますが、一度楽しいと思えれば成績はグングンと上がっていきます。
筑紫修学館では春期講座で中学校の予習を行うこともできますので、中学校に向けて学習させたい方は、お気軽にお問い合わせください!!