みなさん、こんにちは。
筑紫修学館です!
さあ、今年も始まりました!
公立高校合格を勝ちとるための2days直前対策指導です。
2月11日と23日の祝日を使って、大橋校にて行います。
本来は、大橋近辺の施設で2日間の合宿を実施するのですが、なんといっても感染症予防が最優先…。
宿泊は控えました。
そのかわり、朝から夕方までカンヅメ指導です。
福岡県公立入試問題対策問題集5冊が机の上に置かれており、生徒たちは席に着くや否や内容を確かめていきます。
この問題集のなかの古文が、なんと!以前の公立入試に出たことがあるのです!
2日の指導と家庭学習で5冊をしっかり学習します。
10:00になりました。
教室を分け、席の間を空けて学習開始です!
自己紹介とともに、数学の先生、理科の先生が攻略法をまず説明します。
その後、ワタシも受験の心構えや大事なお話をしました。
◆私立高校の合格はうれしい、しかし、公立入試は私立とはまた違う。
今までの自分のやり方で合格したから次もこれでいけると思うことなかれ。
◆公立入試ではていねいな答案づくりを要求されると思うこと。
自分のくせのある文字や薄くて読みにくい文字でよしとしない。
◆思考力を問う問題にも、知識を問う問題にもそれぞれの対策が必要。
◆今日は理科と社会は教科書を持ってきているから、教科書も使った攻め方を
伝授する。
◆記述問題の採点は絶対に自分でせず、先生に確認してもらう緻密さを持つ。
…ということで、今回は一斉説明の時間は最小限に抑えて、生徒は黙々と問題に立ち向かいます。
数学の2時間目。
さきほどは一斉説明の時間がありましたが、今は証明問題の書き方のチェックです。
書き終わったら、先生のところに採点をお願いしにいきます。
先生は妥協しません。
「この書き方では通用しない、数学的に矛盾するよ。」と。
ワタシも授業では記述問題の解答チェックをしようとしたのですが、それよりもまずは要点の整理を…と思い、一斉説明の時間を設けました。
「漢字・語句の大問1では点を落とせないから、熟語の構成、そして品詞の識別のポイントを説明しよう。」
品詞では、連体詞と転成名詞に注意しなければなりません。
古文の訳はとれたとしても、解釈が正しくできるには知っておかねばならないことがらがあるため、古典常識を説明します。
作文については…。
「常体で書く?敬体で書く? 敬体で書くときには要注意。上位校を受験するなら、絶対ここは注意しなければならない。他の高校でも、これでいいんじゃないと思わず、勉強の過程ではベストの内容で練習しておくこと。」
カリカリカリカリ…。
生徒たちのシャープペンシルの音が響き渡るなか、今日はお休みのはずの先生がやってきて、生徒全員に差し入れをしてくれました。
キットカット!
みんな嬉しそうにしていましたね。
リラックスした瞬間でした。
一日目は終了。
最後には今日学んだことをシートに記入していきます。
生徒たちが帰路につき始めました。
今日の学んだことシートを回収して、1枚ずつ読んでいきます。
Yくん:問題で聞かれていることと自分の答えの意味が合うように注意する。
Hさん:入試の前に見直しができるような1冊を作るとよいことがわかった。
Hくん:教科書の使い方をあらためて勉強しました。
Sくん:受験生としての時間の使い方の話が印象に残りました。
Tくん:記述のしかたがまだまだ甘かったと思う、見直せてよかった。
Sさん:集中して学習でき、8時間があっという間に終わった。
Rさん:数学のタイムアタック形式で挑むのは次回も取り入れてほしいです。
Aさん:私立が終わり少し浮かれてたが、気を引きしめることができた。
読み終わってふと教室をのぞくと、まだ数学の問題で納得いかない様子の生徒が残って先生に質問していました。
次回は23日。
たっぷり課題を出していますので、遂行状況のチェックからスタートすることになります。
体調をくずさないように、みんなには注意してほしいと思います。
筑紫修学館では春期講習受講生受付中です。
くわしくはホームページで↓↓↓
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