みなさん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の伊井です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
小学生・中学生の国語で生徒が最も苦手とするのが「記述問題」です。
「主人公の△△の時の心情(気持ち)を40字程度で答えなさい。」というような問題です。
私も記述問題はとても苦手でした。
それは、算数などと違って、どう書けばいいのかがわからなかったからです。
心情といっても、「うれしい」「悲しい」「悔しい」などで済むし、
「40字も使う必要ないじゃないか?」と考えていました。
しかし、問題の指示には書かれていない隠れた部分があって、
塾の先生から
「心情だけではなく、なぜそのような気持ちになったのかという理由をセットが書くことで、
採点者に正確に理解してもらうことができるよ。」と教えてもらいました。
心情の記述問題は
「(理由)+(心情)」とセットで書くのが定型だったのです。
それを聞いて、「それなら、それを問題文の指示に書いてくれよ。」と私は思いましたが、
それ以降は記述する内容や文字数に頭を悩ませることは少なくなりました。
突然なぜこのような内容を書いているのかというと。
今日ネットニュースで以下記事を読んで、上記の記憶が蘇ったからです。
「成績が伸びない子」を一瞬で見抜く東大生の質問「好きなこと」を聞くだけでわかる超納得の理由
(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/701034
子供に好きな事を聞いたときに、
理由をつけて好きな事を答えられる子は成績が伸びやすく、
理由がなくコンテンツのみを答える子は伸び悩む子が多いというものです。
理由とセットで答えられる子は、自分をよく理解しており、こだわりがあり、
自分の特性を知ったうえで、物事の進め方を見つけやすいということです。
国語の記述問題の書き方はただ単にテストのテクニックのみではなく、
自分自身を客観的に見ることの練習にもなっているのですね。
成績が伸びやすい子は、先生からのアドバイスを、無自覚にすべてを受け入れずに、
自分の特性を踏まえたうえで、アレンジして取り入れることができる生徒が多いのも納得できます。
無自覚に先生のアドバイスを受け入れて実践するのも危険です。
やり方は千差万別です。すべての方法が自分に合っているとは限りません。
アレンジして取り入れることが重要で、そのためには、自分自身を理解しておくことが必要です。
こだわりが強すぎて、まったく聞き入れないというのも建設的ではありません。
そのような子はかたくなに拒否するという自分の特性に気づいておらず、
工夫することの重要性や利便性が実感できていない可能性が高いです。
日々の家庭でのやりとりや国数社理英の勉強の両方から、
自分自身の特性を理解する練習を積み重ねてほしいと思います。
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このブログはこんな人が書いています!
伊井貴宏
八女高校→山口大学工学部応用化学工学科卒業
塾講師歴26年 筑紫修学館歴14年
筑紫修学館 教務長
小郡大保校 校舎長
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