皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
最近、「AI」という言葉をよく耳にするようになったのではないでしょうか?
AIとは、Artificial Intelligenceという英語の頭文字を取ったものです。
artificialは「人工的な」 intelligenceは「知能」という意味の英単語なので、
日本語ではそのまま「人工知能」と呼ばれています。
人工知能(AI)技術は近年急速に発展し、私たちの日常生活のあらゆる場面に浸透しつつあります。
今回は、そのAIについて少し深堀りをしてみましょう。
AIとは?
AIとは人間の知能を模倣し、学習や推論、問題解決などができるコンピューターシステムです。
機械学習やディープラーニングといった技術を使ってデータを分析してパターンを見つけ、
それに基づいて自動的に意思決定や予測を行うことができます。
AI技術の特徴と応用例
AIの特徴は何といっても「学習」ができること。
これまでのプログラムは、外から人間が書き換えてあげない限り
新しい状況に対応することはできませんでした。
しかし、AIは自分で学習して新しい状況に対応することができます。
まるで人間が「試行錯誤して解決策を得る」のと同じようなことができるシステムなんです。
あらゆる状況に対応した「強いAI」は現状存在せず、
特定の状況にのみ対応した「弱いAI」がたくさん存在しています。
(ちなみにこの「強いAI」とか「弱いAI」はれっきとした専門用語だそうです。)
画像の読み込ませると何が写っているかを特定するAI
映像から周囲の状況を解析し、車体をどう動かすかを決める自動運転AI
チェスや将棋・囲碁のようなゲームをするAI
人間が言葉や音声を入力するとまるで会話をしているようにふるまうAI
などなど、様々なところにAIが活用されています。
実は気づかないうちにAI技術に触れているかもしれませんね。
ChatGPTだけがAIってわけじゃないんですよ?
AIのメリット
では、我々一般人が日常生活でAIを使うメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
学生向けのメリット
個別化された学習プラン
AI搭載の学習アプリは、利用者の強みと弱みを分析し、
個別の学習プランを提案してくれます。
以前の学習アプリとは違って、得意な部分は問題を飛ばしたり、
逆に苦手な部分は問題を増やしたり
といった判断を自動でしてくれるようになりました。
対話形式での問題解説
例えば数学が得意なAIに数式を入力してあげると、解答までのプロセスを教えてくれます。
英語が得意なAIを搭載したアプリに音声を入力すると、発音の良し悪しを判定してくれます。
音声入力にしろ、文字入力にしろ、会話形式でAIに質問をすることができるので、
まるで人間が教えてくれているかのように問題解説をしてくれるのです。
日常生活でのメリット
スマートアシスタント
AIを搭載した音声認識システムは、こちらが声で指示することで様々なことができます。
外出前に天気予報を確認したり、電気のオンオフを切り替えたり、音楽を流したり…
小さいところではありますが、この少しの時短の積み重ねが大切ですよね。
パーソナライズされたコンテンツ
AIはユーザーの好みや行動パターンを分析し、おすすめのコンテンツや商品を提供します。
例えば動画サイトのおすすめ、買い物サイトでのおすすめなどがこの機能です。
ひと昔前は何かを買うと、その色違いを大量にすすめてくるという
訳の分からない状況もありましたが、今ではそんなことは全くないですよね。
健康管理
スマートウォッチのようなウェアラブルデバイスに搭載されたAIは、
心拍数や歩数の検知などによりその人の健康状態を把握して、
改善のための提案をしてくれます。
ここで上げたメリットはほんの一部で、他にもたくさんのメリットが存在します。
AIの課題と注意点
AIには素晴らしい可能性がありますが、同時に気をつけるべき点もあります。
情報の信頼性と偏見の問題
AIが提供する情報が常に正確とは限りません。
例えば、ChatGPTはあくまでインターネット上の情報を学習しているものです。
インターネット上には間違った情報もたくさんあるので、それも学習してしまっています。
そのため、時には間違った情報や偏った見方を示すこともあります。
私たちユーザーは批判的に考え、複数の情報源で確認することが大切です。
プライバシーとデータセキュリティの懸念
AIは大量のデータを収集し、学習に利用します。
個人情報や機密情報を入力することは絶対にしてはいけません。
不必要な情報は提供しないようにしましょう。
過度な依存のリスク
AIに頼りすぎると、自分で考える力が弱くなる可能性があります。
AIは便利な道具ですが、最終的な判断は自分で下すことが重要です。
賢いAIの使い方
AIと上手に付き合うためのポイントを紹介します。
クリティカルシンキングの重要性
AIの答えをそのまま受け入れるのではなく、
「なぜそうなのか?」「他の可能性はないか?」
と考える習慣をつけましょう。
AIとは別の話ではありますが、フェイクニュースなどもこの習慣が大事ですよね。
情報をなんでも鵜呑みにしてしまっては、不利益を被る時代になりつつあります。
改めて自分で調べるなどして、
信頼できる情報源からの情報のみを信じるようにしましょう。
AIを補助ツールとして活用する姿勢
AIは全知全能ではありません。
自分や周囲の人の知識や経験と組み合わせて活用することで、より良い結果を得られます。
人間にしかできない能力の育成
感情の理解や複雑な状況での判断など、人間にしかできないことがたくさんあります。
これらの能力を磨くことも忘れてはいけません。
AIと共存する未来に向けて
AIの進化は続いています。
将来はもっと高度なAIが登場し、私たちの生活やが大きく変わるかもしれません。
そんな未来に向けてAIリテラシー、すなわち
AIを理解し適切に活用する能力
を身につけることがとても重要です。
学校の勉強と同じように、AIについても学び続けていく必要があるでしょう。
まとめ
AIは恐れるものではありません。
賢く活用すれば、私たちの強力な味方になってくれます。
ただし、AIに頼りきりにならず、自分自身の成長とAIの活用のバランスを取ることが大切です。
好奇心を持ってAIと向き合い、自分の可能性を広げていってください。
AIと共に成長する我々人類の未来は、きっと明るいものになるはずです。
AIという新しい友達と一緒に、素晴らしい未来を創っていきましょう!
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年