皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日11/2(土)から数えて共通テスト1日目まであと76日
2月上旬に行われる私立入試までであれば100日を切ったところです。
現役生はここから「現役曲線」を描いて成績が伸びていくという話は有名です。
しかし、正しい勉強をしなければその曲線を描くことができません。
今回は共通テストが重要な国公立大学受験者と、
一般入試に集中して取り組む私立大学受験者に分けて
11月以降の勉強計画をお伝えしたいと思います。
共通テストが大事な受験者のこれからの勉強比率
これまでは2次試験と共通テストの勉強を割合を考えて勉強してきたと思います。
また、暗記科目も一通りインプットが終わったでしょう。
ここから共通テスト当日までの約2か月は、共通テストの割合をかなり増やしましょう。
志望する大学が共通テストの割合が高い場合は、共通テストに完全に振ってしまっても構いません。
12月に共通テストプレを受ける人も多いと思います。
この共通テストプレでどこまで上げられるか、
というところにフォーカスを当てて勉強してみましょう。
私立大学受験者のこれからの勉強
共通テストを受験しない受験生、もしくは受けはするけれど使う予定はないという受験生は
志望校の過去問題の演習、過去問研究に取り組みましょう。
ここから受験まではとにかく過去問題と苦手を潰す作業の繰り返しです。
どちらの受験生にも共通の勉強サイクル
共通テストを受験するかどうか関わらず、
これからは次のような勉強のサイクルを心がけてみてください。
①問題演習
時間を測りつつ1回分の問題を解きましょう。
たまに大問ごとに分割して解いている人がいますが、あまりお勧めはできません。
連続して解くことで脳が疲れていくという事実を体感しながら演習することが必要です。
休憩をはさみながらの演習では
脳の疲れを計算に入れた時間配分や解き方が身に着けられないので
「1回分を解く」ことが大事です。
②弱点を特定し、補強する
自己採点をし、合格最低点との差を計算します。
このとき、各小問ごとの配点が載っていないことが多いので、正答率で計算しましょう。
次に、間違えた問題やその類題が、今までにこなしてきた教材に
載っていないかを確かめましょう。
特に暗記系科目ではインプットに使った教材で探して、チェックをしてください。
付箋を貼るとか、線を引くとかしてみましょう。
付箋や線がたくさんある部分が自分の弱点になりますから、
その分野をもう一度インプットしなおす必要があるということですね。
③次回の得点戦略を考える
間違えた問題のなかで、どの問題なら正解に持っていけるのかを選びましょう。
入試の目標は満点ではなく合格点です。
どこを伸ばして合格点に持っていくのかは人それぞれ違います。
合格点を超えるためにどの分野で何点取るのか
言い換えればどの分野で何点捨てるのか
を考えて次回の演習へとつなげていきます。
その他気を付けるべき点
勉強以外にも気を配るべき点がいくつかありますが皆さんは大丈夫でしょうか。
ちょっと確認してみましょう。
・受験に合わせた生活サイクルにする
受験当日は午前中から試験があります。
人間の脳は目を覚ましてから3時間程度は100%の力を発揮できないと言われています。
また、睡眠不足や寝すぎの状態の脳も100%の力を発揮できないと言われています。
一説によると、7時間台の睡眠が最も適切で、
7時間未満(睡眠不足)、もしくは8時間以上(寝すぎ)の場合は
10歳老化した脳と同程度のパフォーマンスしかできないと言われています。
睡眠時間を適度に保ち、かつ午前中の試験にも対応できるよう早寝早起きを心がけてください。
・体調管理を万全に
共通テスト当日インフルエンザにかかってしまい、追試を受けることになった
一般入試のときに体調を崩してしまい、全力が出せなかった
という話も少なくありません。
全力が出せれば十分合格できる実力を持っていたにも関わらず、
体調不良が原因で不合格になってしまうというのは
単純に力不足で不合格になるよりも悔しい経験になります。
体調管理も、受験生の大事な仕事の一つです。
また、適度に体を動かすのも大事です。
椅子から立ち上がって伸びやストレッチをするだけでもかなり変わりますよ。
まとめ
試験日まで残り100日を切ってから当日まではあっという間です。
短い時間ですが、演習→弱点克服→演習のサイクルを繰り返し、現役曲線を描いていきましょう。
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年