みなさんこんにちは!
本日は英語の模試のやりなおし方法についてご紹介いたします。
筑修コアゼミでは毎月到達度テストをおこなっています。
これには学校の定期テストと異なる意味合いがあります。
学校の定期テストは生徒の学力を評価するためのものです。
塾のテストや模試は、日々の学習の定着度をはかったり、自分がいまできていないところはどこかを見つけて、それをできるようにするためのものです。
つまり、受けただけでは全く意味がありません。
判定がよかった・悪かったと一喜一憂するためのものではないです。もちろんがんばった成果が出て喜ぶのは当然なのですが(^-^;)
結果がよかろうが悪かろうがやることは同じです。
『今回できていなかったところをできるようにして、次回は解けるようにする。』
これを入試まで続けて、自分の最高の状態で入試当日を迎えるということが受験勉強において最も重要です。
そのために塾の到達度テストがあります。
中学3年生の2学期以降になると、毎月の模試に加えて日曜模試もあります。
月に2回も模試が受けられます!わからないところを見つけてできるようにするチャンスがこんなにあるなんていいですね!(生徒に言ったら冷ややかな目で見られそうですが…笑)
前置きが長くなりましたが、模試のやりなおしが重要であるということで、その方法についてご紹介いたします!
今回は英語のやり直しについてです。
福岡県の公立高校入試の英語の問題は、リスニング20点、筆記40点という構成です。
筆記試験の大部分を長文が占めています。
その長文のやり直しですが、これが非常に難しいです。
文法や単語の問題であれば、『文法のカタチを覚える、単語を覚える』ととてもシンプルなのですが、長文はそうにもいきません。
そこで私のおすすめは、
①問題の文章を一文音読する。
発音してみることが重要です。読めないものを覚えるというのはあまりに難しすぎます。英語が苦手な生徒の多くは英語が読めません。
②意味がわからない単語・熟語にチェックをする。
後で意味を調べて模試やりなおしノートに書きましょう。それを日々の隙間時間にでも確認して覚えてください。
③音読した部分を和訳する。
音読や和訳をするときは、可能であれば保護者かどなたかに聞いてもらうのが良いですね。
④自分がした和訳が正しいか解説についている和訳を見て確認する。
なぜそう訳すのかがわからなければ、しるしをつけておいて塾で質問してください!
⑤①~④を繰り返し、すべての和訳が終わったら、問題を解く。
和訳が完了してからいざ問題を解くので、すらすらと解けます!
英語長文は単語や文法を覚えればすぐにできるようになるものではありません。
やり直しを正しくおこない、長文に慣れる必要があります。
英語が苦手な生徒にとっては一文一文訳すことは非常に根気のいる作業だと思いますが、これを継続しておこなうことで、『英語の長文、意外と難しくないかも』とある時ふと思うようになりますよ(^^)
ぜひ実践してみてください!!