皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日3/5(水)に福岡県立高校入試が行われましたね。
まだ全科目を解いてはいませんが、ざっと目を通しました。
科目ごとの細かい分析は別の記事(スタッフブログ?)で扱うと思いますが、
全体的にはやや難化だと感じました。
年々、表面的な理解では解けない問題が増えてきているようです。
また、大学入学共通テストの影響を感じさせる問題も出題されています。
今後高校入試を受ける皆さんは、特に理系科目や英語で
「本質を理解する」
ことを意識して勉強する必要性が高まっています。

「表面的な理解」と「本質的な理解」
そもそも「表面的な理解」と「本質的な理解」はどのように違うのでしょう。
表面的な理解とは、「解き方を覚えてはいるが、なぜそうなるのかは説明できない」状態です。
例えば
・公式を覚えているが、なぜその公式が成り立つのか分からない
・解法の手順を暗記しているが、なぜその順番で解くのか分からない
といった状態です。
それに対して本質的な理解とは
・公式の導出過程を理解し、自分で説明できる
・どのような状況でどの解法を使うべきか判断できる
といった状態です。
本質を理解するための勉強法
① なぜそうなるのかを考える
公式や解法を覚えるだけでなく、「なぜそのような考え方をするのか」を意識して学びましょう。
たとえば、数学の公式を使う前に、その成り立ちを確認してみるのも良い方法です。
② 図や具体例を活用する
言葉だけで理解しようとすると、抽象的になりすぎてしまうことがあります。
数学なら図を描いて考えたり、英語なら例文を自分で作ってみたりすると、理解が深まります。
③ 自分の言葉で説明してみる
「この解き方を、友達に説明できるかな?」と考えてみてください。
誰かに説明するつもりで学ぶと、理解が曖昧な部分が見えてきます。
実際に友達と教え合うのも効果的です。
私自身、中学・高校時代に友人から数学の質問を受けることがよくありました。
そのたびに自分の理解を深めることができ、その結果、数学の成績を高い水準で維持できました。
④ 関連する知識と結びつける
学んだ内容を他の知識と関連付けて考えると、理解が深まります。
たとえば、数学の「三平方の定理」は、「相似」や「面積の考え方」とも関係しています。
それらを結びつけることで、単なる暗記ではなく、応用の効く知識になります。
⑤ 問題を自分で作ってみる
これは非常に高度な理解が必要ですが、自分で問題を作ってみるのも良い方法です。
問題を作るには、かなり本質まで理解していないとできません。
この作業を通じて、知識と理解をしっかりと定着させることができるでしょう。
まとめ
表面的な理解で終わるのではなく、本質をしっかりと理解することが真の学力につながります。
そのためには、単なる暗記ではなく、
「なぜ?」「どうして?」と考える習慣をつけることが大切です。
勉強は大変なこともありますが、本質を理解できると、
新しい問題に出会ったときも自分の力で解決できるようになり、より楽しくなります。
ぜひ、今日から実践して、公立高校や共通テストで問われる「理解力」を磨いていきましょう!
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年