皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
新学年が始まり約2週間が経ちましたね。
新入生の皆さんは新しい環境に戸惑うこともあるでしょう。
特に新高校1年生は、「予習をしなさい!」と言われることも多いですが、
「予習って何すればいいの?」
と思っている人も多いでしょう。
今回は各科目ごとにどのような予習をしていけば良いのかをまとめてみたいと思います。

予習の意義
そもそもなぜ予習をすべきだと言われるのでしょうか。
理由は
理解できる部分と理解できない部分を授業の前に整理することで、
授業の理解度を高めることができる
からです。
わかっている部分まで集中して聞いていては集中力が持たないし、
かといってわからない部分を聞き逃してしまっては意味がない。
このメリハリをつけるためにも、予習をしておくべきだということですね。
科目別予習の仕方
前置きはこれくらいにして、各科目ごとの予習の仕方を確認していきましょう。
現代文
まず、授業で扱う文章を一通り読んで、全体の流れを捉えるようにしましょう。
できれば、音読してみることをおすすめします。
文章を読んだときに(もしくは音読したときに)スムーズに読めなかった漢字や語句をチェックして、
その言葉の意味や読み方を調べることによって語彙力を向上させましょう。
余裕がある人はもっと深く読んでみましょう。
例えば論説文であれば筆者の主張や論理構造を意識し、
「なぜその結論に至ったのか」を自分なりに考えていきましょう。
古文
古文の予習では、まず意味を覚えていない古文単語を辞書で調べて確認しましょう。
古文単語は現代語と同じ言葉なのに意味が違うものもあり、
英単語を暗記するよりも厄介だと感じる人もあるでしょう。
その後ひと通り全文を現代語訳し、「誰が何をしたか」の流れを把握しておきましょう。
既習の範囲で助動詞や活用形などの文法事項を確認し、
予習中にわからなかった箇所は授業中に解消するようにしましょう。
数学
教科書は基本的に、「定義や公式→例題→練習問題」という流れになっています。
定義の部分をまずは丁寧に読み、言葉や記号の意味をしっかりと理解しましょう。
また、公式の成り立ちを理解し、どんなときに使うものなのかを確認しましょう。
次に、例題とその解答を見て、計算の手順や公式を使うタイミングを改めてチェックします。
例題を真似しながら演習問題を実際に解いてみて、分からなければ授業中に確認しましょう。
理科・社会
理科や社会の予習では、次の授業で進みそうな部分までで良いので、
教科書の範囲をざっと読み、用語やテーマを把握しておきましょう。
社会科や生物・化学・地学は暗記すべき言葉も多いので、100%暗記する必要はありませんが、
教科書の太字になっている部分には一通り目を通しておきましょう。
英文法(論理表現)
次回の授業で扱われる文法事項について、
文法書(beやForestなど)の導入部分を一通り読んでおくこと良いでしょう。
こちらもすべてを理解する必要はありませんが、授業でいきなり学習するよりも、
一度見ておいたほうがよりスムーズに理解できます。
英語長文(コミュニケーション英語Ⅰ)
まず一度通読し、本文中のわからない単語はすべて調べておきましょう。
また、既習の文法事項(toが前置詞か不定詞か、thatが接続詞か関係代名詞かなど)を確認し、
長文中での用法に注目すると理解が深まります。
英検対策や読む速度を上げる練習も兼ねて、音読をしておくのもおすすめです。
まとめ
各教科ごとに予習のポイントを押さえ、授業での理解度を最大化することで、
学習の効率や定着度が向上します。
継続することを意識しながら自分に合ったスタイルを確立し、充実した高校生活を送りましょう。
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年