こんにちは。筑紫修学館西新校のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は大学入学共通テストについて取り上げてみたいと思います。
今年初めて行われるということで注目を集めている大学入学共通テストですが、今回また新たな情報が入ってきました!
そもそも、大学入学共通テストとは、約30年間続いた大学入試センター試験に代わり、来年1月に初めて実施されます。内容も、今までのものとは異なり、思考力や判断力などが求められる問題がより重視されるようになります。
なんと! 報道によると、共通テストを実施する大学入試センターや文部科学省において、大学入学共通テストに「情報」という科目を追加する方針が決定したそうです。
この「情報」科目は、プログラミングや情報リテラシーなどを扱うとのことで、近年、インターネットを活用した技術やAIの発展により、様々なサービスが生まれ、これまでとは異なる能力が求められている現代社会において、大学入試の中に「情報」という科目を追加することは理にかなっているように思います。
情報の試験ではコンピューターやタブレット上で解答する「CBT方式」を活用する方向で検討していましたが、初年度での導入は見送り、マークシート方式を維持する方向で検討されているようです。
「情報」の追加と教科の再編により、現在の6科目30教科から、7科目21教科に変更されるようです。
入試科目が増えるということは、それだけ勉強が増えるということであり、今までと同じ勉強量では足りなくなる恐れもあります。学生には、これまで以上に普段の勉強が重要になってくると思われます。
これにより、受験生たちは新しい勉強のかたちを求められることになるでしょう。
共通テストを実施する大学入試センターは、新しい学習指導要領で学ぶ現在の中学2年生が受験する2025年以降での変更を検討しているようです。 入試センターが最終案をまとめ、21年夏にも文部科学省が方針を示すとのことでした。
勉強が多くなって大変にはなりますが、文句ばかりも言っていられません。入試科目になるということは、それくらい現代社会に必要な技能になってきたという証でもあります。
今の中学2年生以下の人は勿論ですが、それ以外の学生にとっても重要な出来事だと言えそうです。
教科の再編については、次回の西新校のブログでご紹介したいと思います。ぜひ次回もご覧になってください。