みなさん、こんにちは。
本日も筑紫修学館小郡大保校のブログをご覧いただきありがとうございます。
気温も急に下がり、冬を感じられるようになりました。
今日の朝は小郡市内では小雪が舞っていたようですね。
新型コロナウイルスの新規感染者は福岡県内では高止まりしている状況です。
東京・名古屋・大阪では医療従事者の方々の負担が急増し、
医療崩壊の危険も指摘されています。
私たちにできることは新生活様式を忠実に守って生活することしかありません。
小郡大保校でも定めたルールを守り粛々と指導するしかありません。
気温が下がり換気も億劫になりやすい時期です。
寒いですが、常に教室の窓を5㎝メール程度開放し、
常に喚起できる状況にしております。
いつどこで感染者が出てもおかしくない状況ですが、
基本を守って徹底した対策をしていきます。
中学校の冬休み突入まであと10日ですが、
中3生の公立高校の中学校内の選抜結果が出るのが12月の最後の授業日です。
出願するにはまずは校内選抜を突破しなければなりません。
生徒たちは今週末までに「志願理由書」を提出しなければならず、
その下書きで必死になっています。
授業の前後や授業日以外はその添削や質問に講師も追われています。
真っ白な用紙を渡されるだけですので、
生徒たちは何を書けばいいのかわからないと言っています。
就職活動や転職活動などで、
相手に納得・共感してもらうためには
「志望動機」をどのように伝えればいいのか、
一番悩みました。
志願理由書の内容は面接でも聞かれることですので、
思い付きで作ってしまうと、校内選抜を突破しても、
本番で痛い目を見てしまいます。
小郡大保校では以下のように手順を踏んで指導しています。
①中学校で頑張ったこと・失敗したことは何か?
②なぜその高校に入学し、勉強したいのか?
③高校に入って何を頑張り、何をしたいのか?
④高校卒業後はどのような進路を考えているのか?
などを、生徒にインタビュー形式で答えてもらい、
文章の構成や内容を一緒に決めていきます。
相手に納得してもらうために最も大切なことは、
「①~④の内容が関連づけられているか?」
「論理的で面接官に納得感をもってもらえるか?」
ということです。
そして、自分の体験を自分の言葉で書けてるかということです。
思い入れの強いことを一生懸命伝えることで、
それは必ず相手に伝わります。
特に、うまくいったことだけを並べて、
良い面ばかりアピールしても
相手には響きません。
そこに行きつくまでに
どう考え、
どう行動し、
どう改善したか?
途中過程が最も重要なのです。
たとえ、失敗に終わった結果であっても、
その過程で苦労したり、悩んだ経験は重要なアピールになります。
「●●大会優勝」や「●●で役員をしていました。」
という輝かしい経歴にたじろいでしまうことも多いですが、
正直に今まで頑張ってきた自分自身のことを、
具体的に熱心に話して共感を得ることが重要ですね。
経歴ではなく、自分自身の中身で勝負してほしいと思います。
その熱意があったうえでの、
話し方や文章力です。
小郡大保校では、
その生徒のアピールポイントを見える化し、
軸を作ってから志願理由書を作成していきます。
この経験は社会人になって必ず役に立つものですし、
自分自身のこれまでの生活を見直し、
新しいスタートを切る棚卸の役割もあります。
大保校では校内選抜突破後に、
面接練習などを繰り返し、万全の状態で
本番に送り出します。