みなさん、こんにちは。
本日も筑紫修学館小郡大保校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
金曜日から大雪に見舞われています。
小学生までは雪が積もると、うれしくて仕方なかったのですが、
大人になるといろいろ心配なことが多く、年を取ったなあと感じてしまいます。
1/16(土)・17(日)は第1回共通テストが行われますが、
現在の予報ですと、比較的暖かい日になるようですので、
少し安心しています。
1月の大雪はどうしても自分自身のセンター試験を思い出してしまいます。
私は八女高校卒業で、通学範囲がかなり広い高校です。
私の年は八女高校生はセンター試験の受験会場が、
親不孝通りの先の水城学園という予備校でしたので、
八女市街に住んでいる私は朝5:30の始発のバスで西鉄電車を乗り継がないと、
余裕をもって会場につくことができませんでした。
万が一、大雪になると大分県境の星野村や矢部村の友達は
1教科目の開始時間に間に合わないので、天神のホテルに前泊していました。
朝4時に起きて、極寒の中、試験会場に向かったのを覚えています。
まだ暗い中、得点できるかが不安で不安で仕方ありませんでした。
私の兄は浪人しており、その姿を見ておりましたので、
自分にはもう1年間受験勉強をする自信がなく、とても緊張していました。
現在もそうですが、共通試験(センター試験)で得点できなければ、
各大学で実施される2次試験で逆転するのはかなり困難です。
特に、センター試験は今年から始まる共通テストや2次試験と違って、
「情報をいかに効率よく処理するか?」ということが重視されていましたので、
時間配分とミスとの戦いでした。
理系受験生にとってセンター試験の理系科目は、
「得点できて当然。」という風潮がありましたので、
小心者の私はとても緊張していました。
しかし、朝早かったため行きのバスと電車でしっかり居眠りをし、
会場に着くころには、そんな雑念は忘れてしまって、
無心で受験することができました。
良い意味で力を抜いて受験できました。
秋口からセンター対策をはじめ、
各予備校が出している1冊に5回分の問題が載った
対策問題集3冊(通称「青本」「白本」「黒本」)を
過去5年分を行い、5回×3冊×5年分=75回分を解いていました。
マーク試験を解くマシーンのようになるまでやったことが、
功を奏したと思います。
現在は思考力が問われていますので、
この勉強法はそこまで効果はありませんが、
「ここまでやった!」という頑張りが
直前の緊張をほぐしてくれたと思います。
各教科・各分野で効果的な学習法はありますので、
それを実践し、より多くの円s級+やり直しが重要です。
私は塾の先生と高校の先生のアドバイスをしっかり受け止め、
それを自分のモノにするため必死に頑張りました。
「知識+質の高い勉強+量を確保する勉強」
の三位一体が重要ですね。
どれが不足しても成果は出ません。
現在受験生を指導していますが、
このことはずっと言い続けています。
「塾の授業を聞くだけでわかった気になっていないか?」
「自宅で授業を思い出して一人で正解が出せているか?」
「先生の作ったまとめで頭の中が整理されているか?」
「まとめた知識テクニックをすぐにアウトプットできているか?」
上記の4点を確認しながら勉強することが重要です。
残り1週間ありませんが、まだできることはたくさんあります。
最後まで諦めずに、目標に向かって、
一緒に走り抜けていこうと思います。