こんにちは!本日はタイトルの通り、『読解力はどの様にすれば身に付くのか』をお伝えしようと思います。
普段、在塾生や入塾希望者の三者面談をおこなっていて、非常に多くの方から受けるご相談があります。それが『読解力』についてです。
『国語の読解問題が苦手で…だから数学(算数)の文章題もできないみたいです。どうしたらいいですか?』
『国語の読解問題の勉強方法が全然わかりません。とにかく本を読めばいいのでしょうか?』といった内容です。
この様なご相談に対しての私の答えは『読解力は文章を読まずして身に付くことはありません。』です。至極当然のことなのですが、これに尽きるのです。
ただ、何も考えずにだらだらと文章を読むだけでは意味がないです。
ここで、私が中学生におすすめしている勉強法をお伝えします。
①全国公立高校入試の国語の過去問を準備します。書店で購入できます。この過去問の文章を1日1問毎日読むのです。
問題は解かなくて構いません。毎日問題を解くというのはとてもハードルが高く感じられて長続きしないからです。
問題は解かなくてよいので、『寝る前の5分間』などいつ読むのかを決めておいて、とにかく毎日続けて読むことが大切です。
読む文章に全国公立高校の過去問を使う理由は、2つあります。1つは入試に出やすい問題文の傾向を掴むためです。もう1つは自分があまり興味のない文章であっても根気強く読めるようにならなければならないためです。自分が興味がある本やマンガなどは好きでよく読んでいます!と言う生徒がいますが、入試や定期テストではその様な文章は出てこないです。
②文章を読んでいて意味がわからない言葉(意味を自分で説明できない言葉)があったら、しるしをつけておいて後で意味を調べましょう。調べた意味は、専用のノートに書きます。これで自分が知らなかった言葉だけが集まった、自分専用の辞書ができあがります!
③毎日文章を読む習慣が身に付いたら、次は文章を速く正確に読む訓練をしましょう。
入試や定期テストは当たり前ですが時間制限があります。なので、文章を読むときもスピードを意識するために時間を決めて制限時間内に読み切れるようにしましょう。
そして、読んだ文章の要約をし、それに対して自分はどう考えるのかを誰かに聞いてもらってください。聞いてもらうことが難しければノートにまとめるのもいいですね。
この様な勉強法を長住校の生徒たちは実践してくれています。その結果、学年末テストで国語の点数が30点も上がった生徒がいました!
この勉強法はすぐに成果がでるものではありません。ただ、根気強く続けていけばいつか必ず成果がでます!そして読解力が身に付くと他の科目の成績も上がります!
例えば、福岡県の公立高校入試の数学では、こんなに問題文の長い問題が出題されています。
読解力がないと、思わず目を背けてしまいたくなるような問題ですね。
入試本番でそうならないように、私のおすすめの勉強法、ぜひ実践してみてください!
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