みなさんこんにちは!本日は、2月29日におこなった小学生対象の理科実験教室の様子をおとどけします。
今回もたいへん多くの小学生が参加してくれました!この理科実験教室はリピーターになってくれている生徒がたくさんいます!
帰り際には『あー!今回も楽しかった!!』『次もまた来ますね!』と参加してくれた小学生全員が言ってくれましたよ(^^)
では、今回の実験内容をご紹介します!
休校になってしまい不必要な外出も控えなくてはならない状況ですが、お家で簡単にできる実験もあるので、興味のある方はぜひ試してみてください!
①宝石せっけん作り
耐熱容器に透明のグリセリンソープを細かく刻んだものと、お好みで食紅などを少し入れて電子レンジで溶かします。このとき温めすぎて泡がでないようにすることがポイントです!
グリセリンソープが溶けきったらお好みでグリッターを入れて、お菓子作りなどで使う型に流し込みます。あとは固まるまで20~30分ほど待てば、宝石のようなきれいなせっけんの完成です!
この実験は小学校低学年でも簡単にできるのでおすすめです!
②紙ねんどスライム作り
紙コップに洗濯のりと水を1:1の割合で入れます。スライムに色を付けたい場合はこれに食紅や絵の具を混ぜます。
別の紙コップに水を少し入れてホウ砂を入れよくかき混ぜます。解け残りができても大丈夫です。
これを少しずつ洗濯のりが入っている紙コップに入れてよくかき混ぜます。この時、解け残ったホウ砂が入らないよう注意しましょう。
これでスライムは完成です!あとはスライムに少しずつ紙ねんどを混ぜていくと…よーく伸びるふわふわスライムの完成です!
ドラッグストアや100円ショップなどに売っているものだけででき、作り方も簡単です!
紙ねんどの代わりに泡ハンドソープやシェービングフォームを使うとどうなるのか…ぜひ試してみてください!
③水の上を歩ける!?ダイラタンシー
洗面器に3分の1くらい水を入れます。そこに片栗粉を入れます。ドロッとするまで入れてよくかき混ぜると、ダイラタンシー現象が起きます!
ダイラタンシー現象とは、簡単に説明すると、物体の内部に力がかかり、液体の状態から固体に変化する現象です。
この液体を手で握ると固体のように固まります。しかし、手を広げるとゆっくりと液体に戻っていきます!
その他にも、例えば洗面器に入った水を手で思いっきり叩きつけるとどうなるでしょう?当然水が飛び散ってしまいますね(^_^;)
しかし!片栗粉を混ぜた液体を思いっきり叩きつけると…ダイラタンシー現象が起きて固体になるため、全く飛び散りません!
この現象を使えば、水の上を歩くことも夢じゃないかも!?ですね。
この実験は過去にも一度おこなっているのですが、本当に大人気で『これ絶対に家でもやります!』『洗面器ごと持って帰りたい…』と参加した小学生が言ってくれています!
片栗粉と洗面器だけでできるのでおすすめです。(ただし、床にこぼしてしまうと後処理がとても大変になるので、お家で実験される際はビニールシートなどを敷かれることをおすすめします…)
今回は3つの実験をご紹介しました。紹介しきれなかった実験は、また次のブログでご紹介します。おたのしみに!