こんにちは。
本日も筑紫修学館小郡大保校のブログをご覧いただきありがとうございます。
この度の新型コロナウイルスに罹患された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
そして、最前線でご尽力されている医療従事者の皆様に感謝を申し上げます。
大型連休が終了しました。
皆様はいかが過ごされましたでしょうか?
今年の私はずっとStayHomeでした。
トライアルに食品の買い出しに行くのが唯一の外出でした。
周りの皆さんも同じようで、とっても混雑していました。
八女は田舎ですが、こんなに人がいたのか少しびっくりしました。
今回の大型連休はずっと自宅にいましたので、
テレビを見る機会が多かったのですが、
気疲れしてしまいました。
それはなぜかというと、頑張っているテレビ関係者には申し訳ないのですが、
同じような情報が映像と音声でずっと流れているためです。
テレビを見るのが苦痛に感じてしまいました。
そんな時、中高生の頃はよく聞いていた若者向けのラジオのことを思い出しました。
今はスマホでもラジオを聴くことができるんですね。
連休後半は、ずっとラジオを聴きながら家事をしていました。
学生の時は自宅での勉強の合間や、勉強しながらよく聴いていました。
当時はパーソナリティーの話やリスナーからのネタはがきを何も考えずに聴いていましたが、
よく考えると、いろんな影響を受けていることに気が付きました。
せっかくの機会でしたのでラジオの良いところを調べてみました。
ラジオの良いところ
- ①映像がなく音声だけの為、聞き手の想像力が養われる。
- ②同時作業をすることで、脳の活性化につながる
- ③映像がなく音声だけの為、話し手も正確に伝えるための工夫をしている。
①に関してはよくは言われることですね。
テレビやYouTubeに慣れている世代には退屈に感じるかもしれません。
最近はしゃべった言葉もテロップで表示されますので、
実は耳から入る情報の割合が非常に少なくなっていると思います。
定期的に母を総合病院に連れて行っているのですが、
待合室のテレビを見ていて音声が聞こえなくても、
映像を見るだけで何となく内容が分かってしまうんですね。
その点ラジオは目から入る情報がない分、聞き手は声からいろいろなことを想像します。
ある番組でリスナーからの川柳を紹介するコーナーがあります。
映像がない分、その川柳から想像した情景・背景が3人のパーソナリティーとも異なっているんですね。
私自身の解釈とも違ったので「そんな解釈ができるのか」と興味深く感じました。
②については、比較的単純な作業を同時進行させることは、
脳の活性化につながるといわれています。
お料理もそうですね。
同時に3品以上の調理を進めることって多いですよね。
その後の工程を考えながら、その合間に洗い物をする。
単純そうに見えて、同時に組み合わせて作業をすることで
脳が活性化します。
ラジオの話を理解しながら、想像し、同時に他の家事を進めるのは結構難しかったです。
私も洗濯に集中するがあまり、ラジオの話の途中が抜けて、
オチの意味が分からくなったりしました。
まだまだですね。
お忙しい中家事をこなしているお母様方を尊敬いたします。
③についても、話し手もさまざまな工夫をしています。
ニュースなど正確に伝えるための言葉の選び方、話すスピードなどです。
例えば9時55分という時刻をインパクトを持って伝えるために、
「10時前5分」という表現を使います。
「10時5分前」とは言わないんです。
後者の場合は10時4分を表してしまうからです。
このような細かなところまで工夫がされています。
話にインパクトを出すために、
話題を出す順番や言葉の選択を瞬時に行い、
二手三手先の話の構成を考えながら話をしていることを知り、
感動さえ覚えました。
その順番が逆になるだけで、話の面白さが半減してしまいます。
これは、落語や漫才など芸人さんにも言えることですよね。
しゃべりだけでリスナーを魅了するその話し方は、
講師として話をする私も見習わなければいけません。
そのように高度に計算された話には、聞き手も引き込まれますよね。
ここまでであれば、単なる日記になってしまいますので、
学習塾としての話に移ります。
よく、国語の読解力がなくて困っていますというご相談を受けます。
「自分の意見を文章で書くことが苦手です。」
「本を読んでも正確に内容がとらえるのが苦手です。」
いきなり文章を書かせたり、本を読ませたりしても、
かなり粘り強いお子様でなければ長続きしませんよね。
身近な話題で楽しく感じられるように、
ポイントは工夫された良い文章に接してみることです。
そこで、プロフェッショナルの話を気軽に触れることができるラジオを聞いてみましょう。
NHKのアナウンサーの方々は本当に日本語のプロフェッショナルです。
内容が少し硬いので、最初は民放の面白いと感じる番組でいいと思います。
まずは自分自身が話に引き込まれてみることが大切です。
その後、自分でもその表現を使ってみたいと思うでしょう。
いつもの自分のしゃべりや文章との違いを少しでも感じてほしいです。
それを積み重ねることでコミュニケーション力がつきます。
「あの人の話は面白い!」
「あの人の話は簡潔で分かりやすい!」
「あの人の話は親しみを感じられる!」
相手にささいなことでも興味を持ってもらえて、
自分の意見が伝われば、自己肯定感を持つことができます。
その後ますます話すのが楽しくなり、いろいろな語彙や話題を身につけ、
どんどん力をつけることができるでしょう。
正のスパイラルに入ると思います。
コロナの影響は甚大ですが、
この状況で少しでも足元や些細なことに気づき、
それを生かして毎日生活していければと思います。
福岡県内の公立の小中高の学校は
5月末まで休校措置が延長されました。
もう少しの辛抱です。
「できない」から「できる」へ!
少しづつでも何かを身に着けられるよう、
規則正しく、自らをできる限り律して
過ごしてほしいと思います。
筑紫修学館の指導も
同時双方向指導ライブ授業を継続中です。
休校期間が2か月を過ぎ、
今後のお子様の学習について、
真剣に考えなければならないと思います。
オンライン授業におきましても
無料の2週間体験授業をご受講いただけますので、
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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