こんにちは、大橋校です(*’▽’)
今日、とある生徒が辞書を隣に置いて勉強をしていました。
この生徒は中2。
分からない言葉があれば、すぐに辞書を持ってきます。
辞書を引く習慣がばっちり身に付いているのですね。
話を聞くと、彼は中1のときに「辞書引き大会」というものに参加した様子。
クラスのみんなで辞書を引く速さを競ったそうです。
その先生はおそらく生徒たちに辞書の引き方をマスターさせたかったのでしょうね。
さて、突然ですがみなさんは「電子辞書」を知っていますか?
高校生は
「そんなの、知ってるに決まってるじゃん!」
と思うかもしれませんね。
ところが、中学生に同じ質問をして、「知ってますよ」と返したのはほんの数人。
「なんですか?それ」
とか、
「ああ~、聞いたことはあります」
とか、
「そういえばおじいちゃんの家にありました!」
とか、そんな答えばかり返ってきます。
それはもう驚きました。
というのも、電子辞書は私にとって、中学生から大学生に至るまでずっと勉強のおともだったからです。
なんなら大人になった今でも暇つぶしに電子辞書を開くことが多々あります。
「今の中学生は電子辞書を使わない」
これはかなり興味深いことです。
では、今の中学生は分からない言葉があったらどう調べるのでしょうか。
紙の辞書を引くのでしょうか。
実は、そのままにしておくことが多いのです。
普段なら、スマホやパソコンで調べることができます。
しかし、勉強中はスマホやパソコンから離れているため、意味や読み方が分からない言葉にぶつかってもスルーしてしまうことが多いように思えます。
電子辞書を使う習慣もないとなると、重たい紙の辞書を引くしかありません。
しかし、紙の辞書のなんとも時間のかかること…
「スマホなら一瞬なのに!」と思ってしまうのも無理はありません。
そのため、分からない言葉があっても調べないままになっているのではないか、と私はにらんだわけです。
これは、電子辞書というものが身近でない世代特有のことなのかもしれません。
電子辞書も紙の辞書も身近でない、というのは、今の中学生にとって珍しいことではなさそうです。
この問題を解決するには、
①わからない言葉を見つけたときのみスマホやパソコンを開く
②近くにたずねられる人がいるのならたずねる
の2択が考えられるでしょうか。
分からない言葉が積み重なると、あとでどんどん大変になっていきます。
その場で解決するのが一番!
他にいい方法がないか、今度中1~中3の生徒にアンケートを取ってみようと思います(^^)/