みなさんこんにちは!福岡市の公立小中高校では、昨日21日より分散登校がスタートしましたね。
街中で制服を着た生徒をたくさん見かけました。(そういえば、福岡市の公立中学校の新入学生の制服がブレザーに変わったそうですね!)
筑紫修学館でも6月から通塾での授業が始まる予定です!(ライブ授業を希望される方はそのまま受講可能ですのでご安心ください)
緊急事態宣言の解除により、元の生活に少しずつ戻りつつありますが、だからこそこれまで以上に感染予防を意識しておこなっていかなければなりませんね。
さて、本日は福岡県の公立高校入試についてお話ししようと思います。
その前に私の身の上話を少しだけ…私は大阪の出身でして、約20年程前に大阪府の公立高校入試を受けました。その後上京し、神奈川、東京の学習塾に勤めてきました。そして今、福岡県の筑紫修学館に勤めています。
4都府県の学習塾で指導をおこなってきましたが、公立高校の入試制度や入試問題の出題傾向は各都府県によって全然違うのです!
例えば大阪は国語.数学.英語の3教科それぞれA「基礎的問題」、B「標準的問題」、C「発展的問題」の3種類から各高校が選択します。つまり受ける高校によって問題が異なります。C問題は非常に難易度が高いです。
神奈川・東京はマークシートの解答用紙を使用しているのが特徴です。(記述問題もあります)神奈川の数学で計算問題がマークシート(選択問題)だと知った時はとても驚きました。(解き方が全然わからなくても運が良ければ正解できてしまう…)
この様に、『公立高校入試』とはいっても各都道府県によって全く異なるものなのです。なので、自分が受験する都道府県の入試がどの様なものなのか、しっかり把握しておく必要がありますね。
では、福岡県の公立高校入試はどの様なものでしょうか。難易度的には基礎的な問題ばかりです。(数学で1・2問正答率の低い問題がありますが)
では福岡の入試は簡単なのかというと、残念ながらそうではありません。
思考力・判断力・表現力重視の出題傾向にあります。
例えば平成31年度の数学の大問2は『2種類のくじ引きA・Bで、景品が当たりやすいのはどちらであるか説明せよ。』という記述の問題でした。頭で理解できていたとしても、それを自分の言葉で表現することができなければ正解することができませんね。
大問3は問題文がとても長く、A3見開き1ページ分もあります。長すぎて読む気になれない…となってしまう人には正解することは不可能な問題ですね。
大問4は傾きが微妙に違う4つのグラフから正しいものを選ぶ問題でした。
その他の科目では、国語・英語で必ず作文が出題されます。理科・社会はとにかく記述問題が多いです。数学は式をたてて答えを求められれば良いわけではなく、解答までの過程を書かなければならない問題が増えました。
私は3者面談で上記の様な話をよくするのですが、『数学なのに自分で説明!?そんなん私が一番苦手なやつやん…(生徒)』『こんなに記述が多いんですね。文章を書くのが苦手な子なので心配です(保護者)』という風に言われる方がとても多いです。
でも安心してください!筑修コアゼミでは中学1年生から入試対策として『思考力を育む』という思考力検定のテキストを使った授業、『表現力を育む』という文章を読んで作文を書く授業をおこなっています!思考力・読解力・表現力を身に付けることができますよ!
志望校合格に向けて、入試の出題傾向をしっかり把握して対策をおこないましょう!
筑紫修学館長住校では無料体験授業を実施しております。
クラス指導、個別指導共に随時無料体験授業を受講することができますので、
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