こんにちは、大橋校です(*’▽’)
私立中学受験も終盤に差し掛かってきましたね。
筑紫女学園中学校、上智福岡中学校などでは既に合格発表が行われています。
まだ自分の志望校の受験が終わっていない人は、あと少し!
最後まで頑張りましょう。
さて、今回は、今年の上智福岡中学校の国語の入試問題の傾向についてお話していきます。
まず、すべて解き終わったときの感想は、
「『自分で考える力』がすごく試されている!」
です。
たとえば、選択式の問題なら、選択肢のなかに確実に正解があります。
しかし、
「〇〇と△△と□□という言葉を必ず用いて説明しなさい」
「このあと、主人公はどのようなことを言ったでしょうか。考えて書きなさい」
などという問題では、完全に自分の頭の中だけで正解を作り上げなければなりません。
心情吟味なら、登場人物の繊細な感情の動きを理解していないと書くのが難しいです。
説明文なら、作者が文章中で主張したいことがなんなのか考えながら読む必要があります。
これは、センター試験が共通テストに変わったことと関係があると思われます。
2020年度から始まった共通テストでは、それまでのセンター試験と比べて、
・読解力
・思考力
・判断力
などが試されるようになりました。
中学受験も、この影響を受けている可能性があります。
国語が苦手だと感じている人は、普段から本をたくさん読んで文章にたくさん触れておく必要がありますね。
また、慣用句や言葉の意味を答える問題や、適切な接続詞を補うような王道の問題も出されていました。
早めに暗記してしまうのがベストです。
読解力は一朝一夕で身につくものではありませんから、普段から表やグラフを用いた問題をたくさん解いたり、文章をたくさん読んだりして対策しておきましょう!