先日もお伝えしていましたが、3月19日に高校生向けの「第一回大学合格の会」を開催しました。通常の学力診断テストでは、偏差値や志望校判定によって受験生の中での位置を知ることができますが、このイベントでは入試問題と比べた現在地や、入試問題が解けるようになるためにはどの知識が必要かを具体的に知ってもらうことが目的です。
今回は、共通テストの数学と英語について授業を行いました。共通テストは時間制限が厳しく、正しくても遠回りな解法を選択してしまうと、計算ミスをしたり、時間がかかり過ぎたりして得点を伸ばせません。
数学の授業では、絶対値、不等式、データの分析などのトピックを扱いました。特に絶対値やデータの分析は、遠回りをしてしまいがちな単元です。今回学んだことを引き続き練習し、今後の模試や入試本番で使えるようにしていってほしいと思います。
英語の授業では、問題文を先に読む読解法を体験してもらいました。普段は本文を先に読むことが多いと思いますが、共通テストでは、問題に応じて様々な読み方が必要とされます。「強弱をつけて読む」と言うのは簡単ですが、実行できるようになるためには英文がきちんと読めるようになった上でさらに練習が必要です。一朝一夕に身につくものではありませんが、共通テストに限らず、国公立の二次試験やその先も含め、今後英語を使う上で必要不可欠なものです。今後も練習していきましょう。
第二回もやる予定なので、今回参加できなかった人も次回以降ぜひ参加してください。
共通テストまで残り9か月ほどとなりました。新高3生は貴重な残り時間を有効に使えるよう、計画的に学習を進めていきましょう。どうやっていいか分からない人はぜひ春期講習を活用してください。