皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の伊井です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
今週より小学校では家庭訪問が始まりました。
給食の後すぐに帰宅ということで、
小郡大保校の小学生はいつもより早い時間帯で指導をしております。
大原中は先日「No部活動day」ということでこちらも前倒しして指導を開始しました。
早く学校が終わった日は早く指導が受けられるのは、
時間と曜日が選べるコアゼミならではですね。
前回は勉強の基本は「教科書」と「ノート」という話を書きました。
今日は「学力が上がる数学のノートの作り方」について書こうと思います。
数学は「分かる≠できる」がはっきりする教科です。
「学校の授業で先生と一緒に解いたときは正解が出せたのに、一人では正解が出せない」
私もよくありました。
高校の先生からは「できるようになって初めて理解したことになる」と言われました。
意識が高くなかった当時は、その意味がよく理解できませんでした。
しかし、正解が出せないとその答えを出すまでの努力が否定されたような気持ちになって、
必死になって、実際に一人で正解が出せるようになるまで、繰り返して解きなおしました。
ここで学力が定着するノートの作り方を述べます。
【その①】できる限り問題文も書き写す。
【その②】途中過程や図・グラフなどを細かく書き残す。
【その③】問題を解く方針や考え方なども簡単に文章で残しておく。
【①について】
数学では問題文中に出てくる条件をすべて使う必要があります。
正答が出せないのは、問題文中の条件に気が付かず、使えていないことがほとんどです。
問題文が長い場合は条件のみ抜き出して、数式などで書いておいてもいいですね。
【②について】
図形や関数、方程式の文章題などは図やグラフを見ることで隠れた条件に気が付きます。
速くなるべく正確な図が書けるように練習しておきましょう。
数字や文字だけでなく、視覚的に問題をとらえることが大切です。
【③について】
問題を解く際に自分では気が付かなかった解法の発想や方針などをまとめておきましょう。
参考書に詳しく載っていますので、苦手教科に関しては参考書を1冊準備してください。
「○○の時は▲▲をする!」などを赤ペンで目立つように書いておくことで、
問題を解きながら頭の中を整理することができます。
また、自分自身がうっかりやってしまう間違え方なども気が付けるとさらにいいですね。
高校の模擬試験や大学入試は答えだけを書く形式の問題はほとんどありません。
必ず図やグラフ使って考え、式を変形し、採点者がどのようにして答えを出したのかを
過不足なく記述する必要がありますので、小中学生も練習として取り組んでほしいです。
結局①~③が全て揃った時に初めて正解が出ます。
高校の先生が言っていたことが分かりますね。
正解が出せないということは①~③のどれかが欠けているということですので、
自分が解いた過程をノートを見ながら確認して、それを見つける作業が重要になります。
正しい答えが重要なのではなく、その過程を自分自身でチェックすることが数学で重要なのです。
最初は時間がかかりますが、
勉強に努力に勝る王道はありません。
正しい方向性と正しい方法で努力してください。
コツコツ少ない時間でもそれを積み重ねることで、大きな時間を確保できます。
忙しい人こそ確実に勉強する方法を今の内に定着させておくことが重要です。
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このブログはこんな人が書いています!
伊井貴宏
八女高校→山口大学工学部応用化学工学科卒業
塾講師歴24年 筑紫修学館歴12年
筑紫修学館 教務長
小郡大保校 校舎長
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