みなさんこんにちは。筑紫修学館春日白水校です。
本日は私が体験したエピソードをご紹介します。先日、よく立ち寄るコンビニエンスストアで買い物をしたときのエピソードです。
会計をしようとレジに商品を持っていったところ、レジを担当していたのは初めて見かける若い方でした。おそらくアルバイトの学生さんでしょうか、胸の名札には「研修中」の文字も。すぐ後ろではいつもいらっしゃるベテランの店員さんが見守っていました。少し戸惑っていた瞬間もありましたが慣れない手つきと緊張した声色でひとつひとつ丁寧に接客をしてくれました。
新人の接客を嫌がる方もいらっしゃるかと思いますが、私はむしろこういう光景を見ると、「自分も学生時代の初めてのアルバイトは緊張したなー」とか、「誰でも最初は初心者だから頑張ってくださいねー」と思い、自分自身も初心にかえろうとほっこりした気持ちになります。(すごく急いでいるときなんかは少し嫌ですが笑)
似たようなケースでは、車の運転中に教習車を見かけたときなんかも同じような気持ちになりますね。
何かを始めたりやろうとするときは誰だって最初は初心者。
これは様々な場面で使われる言葉ですが、もちろん勉強においても大事な心構えです。
また講師の立場からすると生徒指導の際にも念頭に置いています。
新しい単元や、問題に出会ったときはできなくて当たり前、間違えて当然です。
ですから遠慮せずにどんどんチャレンジして間違えてほしいです。
※大事
ただし、「初めて見る問題だからできませーん」とすぐに投げやりになるのは絶対NGです。
すぐに答えを見たり、先生に聞いたりする前にまずは自分なりに考えてみることが大事です。初めてみる問題にあーでもない、こーでもないと考えながら立ち向かっているその瞬間こそどんどん考える力が身についていっているのです。
受験問題が思考力を重視した問題にシフトしていっているところから、模試や学校のテストでも単に知識を問う問題ではなく、知識をつなぎ合わせて自分の言葉で表現する問題や、その答えにたどり着く過程を書かせる問題など一筋縄ではいかない問題が増えていっています。
これらの問題をクリアしていくためには日ごろから頭を使い、考える力が必要です。
生徒たちが初めて出てきた単元や難しい問題に試行錯誤しながら取り組んでいる姿を見ながら「間違えてもいいんだよ」、「自分なりの考え方で解いてみてごらん」といつもそう思います。できないところや、間違えたところがあればすぐに修正してあげます。そのために私たち講師がいるのです。むしろ塾ではたくさん間違えて修正してもらって、学校の授業やテスト、模試や受験で正解を導き出せる力を養っていくのが勉強の在り方だと思います。
今回は勉強に対する取り組み方、心構えについてお話ししました。
筑紫修学館では単に知識を与えるだけではなく「考える力」を養う指導を行っております。
定期テスト、模試、夏期講習は目前です。
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