高校3年生の共通テスト模試が先週末~今週末にかけて行われています。
大規模な共通テスト模試は、今回を合わせて残り2回となります。
特に、私大の共テ利用・併用を考えている人にとっては出願の判断に大きく関わってくる大事なテストです。
そうでない人も、本番でとれればいいのだという考えはその通りですが、自信をもって本番に臨むためにも良い結果を出しておきたいです。
以前から、共通テストは特殊な形式で、対策をしっかりしないと実力がある人でも不本意な結果になると述べてきました。現役生はスタートが出遅れがちですが、そろそろ対策が身についてきた頃でしょうか。
自己採点も練習しておこう
実際の得点と負けず劣らず大事なのが自己採点の精度です。
「制限時間が厳しいのだから、テストの解答だけに集中させてよ!」というのはごもっともな意見ですが、実際の本番では自己採点結果をもとに国公立の出願先を決定することになります。従って、自己採点の点数が実際の点数と大きく離れていると、誤った情報に基づいた判断を下すことになってしまいます。
共テの失敗で典型的なのは、
・問題をとばしたときなどをきっかけにして、以降のマークシートへの記入がドミノ式にずれてしまう。:「マークシートが悪い」
・数ⅠAを解くつもりが、誤って数Ⅰを解いてしまっていることに途中で気づく。:「問題用紙が悪い」
・問題用紙への回答の書き込みが漏れていて、自己採点が怪しい。:「写真撮らせてくれないのが悪い」
※「 」は負傷者の責任転嫁のセリフ
いずれも、分かってはいても本番になると慌ててやらかしてしまうものです。皆さんには先人の教訓を活かして欲しいと思います。
自己採点の誤差は、各科目2~3点くらいであればそれほど問題にはならないでしょうが、これが増えてくると出願先が変わってくる可能性もあります。自己採点は甘く見られがちですが、こちらもしっかりと練習をして精度を上げておきたいですね。
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