皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
夏休みも終わり、高校3年生は大学受験の戦略を細かく練るべき時期になってきました。
もちろん「志望校」は皆さん決まっているとは思いますが、併願校については考えているでしょうか?
今回はいくつかの視点で大学受験戦略について考えてみましょう。
いくつかの偏差値帯から併願校を選ぼう
結論から言うと、受験校を選ぶ際には
「チャレンジ校」「実力圏内校」「合格確実校」
の3つの偏差値帯に分けて選ぶのがおすすめです。
・チャレンジ校
みなさんにとっては「志望校」になるであろう大学がこのチャレンジ校
一生懸命勉強して、何とか届くレベルの大学です。
合格するにはハードルが高いかもしれませんが、
この大学の存在は実力を大きく引き上げるためのモチベーションになりますし、
本気で勉強するという経験は自身の成長にもつながるでしょう。
・実力圏内校
チャレンジ校よりも一つ偏差値帯が低く、実力が発揮できれば十中八九合格を勝ち取れる大学です。
この中で自分が学びたい学部がある大学を一つか二つ選んでおくと、安心感が得られるでしょう。
多くの受験生はここを「滑り止め」と言っていますが、私はここは本当の意味での「滑り止め」ではないと考えています。
・合格確実校
体調不良などの理由であまり実力が発揮できなくても合格できる大学です。
チャレンジ校よりは二段階、実力圏内校よりは一段階低い偏差値帯に属する大学になります。
実際の「滑り止め」はこの「合格確実校」だと思います。
浪人が選択肢にない人はこの3つの偏差値帯から最低でも1校ずつ選ぶと安心できますが、
浪人も視野に入れている場合は「チャレンジ校」のみ受験したり、
「チャレンジ校」と「実力圏内校」の2つのみを受験したりという選択も視野に入るでしょう。
受験科目や問題傾向が似ている大学を選ぼう
各大学の入試科目や問題傾向が似ている大学を選ぶことも視野に入れておきましょう。
そうすることで、対策が効率的になり勉強の負担を減らすことができます。
・同じ科目で受験できる大学を選ぶ
例えば、文系で数学や理科の受験が必要か、理系なら国語や社会の受験が必要か
といったように、大学ごとに必要な受験科目が異なる場合があります。
「1校だけ理科が必要」といった状況になってしまう人もいますが、
「志望校には使わないしなぁ…」という気持ちになって結局気持ちが入らない、
ある科目を捨てるのであれば徹底的に捨ててしまったほうが集中して勉強に取り組むことができて
良い結果が出せるという性格の人もいます。
自分は1校だけの科目でも一生懸命勉強して伸ばせる性格なのか、
捨ててしまった方が良いのかを見極めて受験科目を選択しましょう。
・問題傾向をリサーチしよう
大学入試には各大学独自の問題傾向があることが多いです。
例えば、英語の文法問題が出るか、並べ替えが出るか、長文だけなのか…
過去問を分析し、似たような傾向の大学を選ぶことでも効率よく対策を進めることができます。
総合型選抜や推薦は受けるべき?
近年、総合型選抜や推薦入試の枠が拡大していますが、受けるかどうか迷っている人も多いでしょう。
・総合型選抜が合う人
総合型選抜は一般入試とは違い、学校や入試の成績だけでなく
これまでの課外活動の実績や将来を見据えた自己PRを求められます。
自分の強みを明確に持ち、それを他者に伝える能力が求められます。
また、特定の分野での優れた成果や強い意欲がある場合には有利になります。
極端な例ですが、学術オリンピックで金メダルを取った、英語の討論大会で優勝した
といった前歴は総合型選抜にとって非常に強い味方になってくれます。
・総合型選抜のデメリット
一方で、総合型選抜にはデメリットも存在します。
合格できなかった場合、一般入試の準備が十分にできなくなってしまう可能性があります。
一般入試では使わない小論文や面接の対策に時間を取られ、
その結果一般入試のための勉強が疎かになってしまうという危険性がありますから、
総合型選抜を受けるかどうかは、事前に多くの情報を収集し、
実際に受験した人の体験談を調べるなどして、自分に合った方法かどうかを見極めることが必要です。
まとめ
大学受験校を選ぶ際は、チャレンジ校・実力圏内校・合格安全校からバランスよく選び、
また、受験科目や問題傾向が似ている大学を選ぶことで効率的に勉強することができます。
総合型選抜については十分な情報収集を行い、適切な判断を下すよう心がけましょう。
自分に合った大学を選び、しっかりと準備を進めて、納得のいく結果を目指してください。
どの道を選んだとしても、努力した分だけ自信がつくはずです。
受験の結果がどうあれ、全力を出した経験はあなたの糧となり、支えとなってくれるはずです。
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年