皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の森です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
小郡地区は中学生・高校生ともに中間試験が目前に迫ってきました。
校舎で勉強している生徒たちにも焦りが見られます。
勉強に限らず、効率的な時間管理は成功の鍵となります
今日は数ある時間管理法の中から、ポモドーロ・テクニックについて解説していきます。
ポモドーロ・テクニックとは?
そもそもポモドーロという言葉は何を意味しているのでしょう?
実は画像がヒントになっていたのですが、
ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」を意味する言葉です。
ポモドーロ・テクニックの考案者はフランチェスコ・チリロ(Francesco Cirillo)
1987年、当時大学生だったチリロは、集中力が続かないことに悩んでいました。
何分だったら集中力が続くのか、休憩は何分取ればよいのか、
いろいろな時間を測りながら試行錯誤していました。
試行錯誤する中で使っていたものがトマト型のキッチンタイマー
そこからトマトを意味する単語「ポモドーロ」を付けたのだそうです。
チリロが最終的にたどり着いた結論は以下のような手順です。
- 1.タイマーを25分にセットする
- 2.タイマーが鳴るまで集中してタスクに取り組む
- 3.タイマーが鳴ったら、短い休憩(5分程度)を取る
- 4.上記のサイクルを4回繰り返したら、長めの休憩(15-30分)を取る
ポモドーロ・テクニックの利点
ポモドーロ・テクニックの利点としては以下のようなものが挙げられます。
- ・集中力の向上
- ・タスクの細分化によるモチベーションの維持
- ・休憩の規則化
- ・時間管理スキルの向上
25分間という時間で区切ることによって、長時間の作業よりも効果的に集中力を維持できます。
その際に意識すべきことがタスクの細分化です。
大きなタスクを小さな単位に分割することで、進捗が見えやすくなります。
進捗が生まれていることがはっきりとわかると、モチベーションの維持にもつながります。
大きなものを一つ成し遂げることは確かにモチベーションにはなりますが、
達成するまでに労力や時間が多くかかってしまいます。
しかし、タスクを細分化して小さな目標を達成することで、
継続的にモチベーションを維持することができます。
他にも休憩の規則化により精神的・肉体的な疲労を軽減したり、
作業時間を可視化することで時間管理スキルの向上も見込めます。
実践のための注意点
適切なタスクを選ぶ
25分で完了できる、または進捗が見込めるタスクを選びましょう。
あまりにも大きなタスクを選ぶのは良くありません。
distraction Listを作成する
distraction Listとは、「気が散ってしまうことのリスト」という意味です。
作業中に思いついた他のタスクや雑念は、別のリストに書き出して後で対応するようにしましょう。
環境を整える
スマートフォンの通知をオフにするなど、集中しやすい環境を作りましょう。
柔軟に対応する
25分 + 5分という時間はあくまで目安の時間です。
短すぎたり長すぎたりすると感じたら、自分に合った時間配分を探してみてください。
アプリを活用する
スマートフォンやパソコンで使えるポモドーロ・タイマーアプリがありますから、
ポモドーロ・テクニックを実践する際には活用してみると良いでしょう。
まとめ
ポモドーロ・テクニックはシンプルではありますが、効果的な時間管理法です。
この手法を日常的に取り入れることで、生産性の向上やストレスの軽減が期待できます。
まずは1日数回から始めて、徐々に自分のリズムを見つけていきましょう。
時間管理に悩んでいる方は、ぜひポモドーロ・テクニックを試してみてください。
きっと新たな発見があるはずです。
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このブログはこんな人が書いています!
森 駿介
筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業
塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年