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小郡大保校ブログ

2024/10/19

赤本はただの過去問題集じゃない!

皆さん、こんにちは。

筑紫修学館小郡大保校の森です。

本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。

教学社さんが出している各大学の赤本は皆さんご存じでしょう。

今年度分から表紙の字の太さやデザインが変わって、優しい見た目になった

(一部では「ダサい」とか「威圧感がないなんて赤本じゃない!」なんて声も…?)

ということで一時期話題になりましたね。

10月下旬には発行されている全ての大学の赤本が刊行され、

自分が目指す大学の赤本が手元に届く受験生も多いでしょう。

今回は、そんな赤本の過去問題以外の部分にフォーカスを当ててみましょう。

赤本の構成

皆さんは赤本の中がどのような構成になっているのかご存じでしょうか?

ただ過去問題とその解説が掲載されているだけだと思っている人もいるかもしれません。

しかし、実際には赤本

1.大学情報

2.傾向と対策

3.問題と解答

の三つのパートに分かれています。

今回はこのうち、1.大学情報2.傾向と対策もきちんと使いましょうというお話です。

各パートの活用法

1.大学情報

一つ目のパート「大学情報」には

  • ・その大学の学部学科の一覧、大学院の学科一覧、所在地
  • ・過去問題が掲載されている年度の以下のデータ
    • -募集人員
    • -志願者数
    • -受験者数
    • -合格者数
    • -競争率
    • -合格最低点
  • ・募集要項の入手方法

といった情報が掲載されています。

赤本を購入しているということは、その大学についてはある程度調べていて、

大学や各学部学科の特色などは知っていると思いますから、

学部学科の情報や募集要項の入手方法については必要ないという人も多いでしょう。

重要なのは過去の受験データの中でも特に競争率や合格最低点

この部分を用いて、以下のような分析をしてみましょう。

a)志望校の人気度と競争率の把握

志願者数と倍率の推移を見て、人気度の傾向を把握します。

もし上昇傾向だったら、やや高めの学習目標を設定して日々の勉強を進めていきましょう。

b) 学部・学科ごとの違いの分析

学部・学科別のデータを比較してみましょう。

同じ大学内でも学部や学科によって倍率や難易度が異なることが多々あります。

第一志望の学部だけでなく、併願可能な学部についても検討し、受験の幅を広げましょう。

2. 傾向と対策

「傾向と対策」には、大問ごとの内容、難易度、目安の解答時間などが記載されています。

これらの情報を以下のように活用しましょう。

a) 出題パターンの把握

各科目の大問の数、配点、出題分野を確認して、

出題頻度の高い分野を重点的に学習し、効率的な勉強計画を立てましょう。

b) 時間配分の最適化

各大問の解答時間の目安を確認しましょう。

実際に過去問を解く際、この時間配分を意識して解答し、

本番の時間管理の練習をしましょう。

c) 難易度の変化への対応

各年度の問題の難易度の変化を確認します。

赤本の筆者の方がおおよそのレベルを書いてくれています。

難化傾向にある場合は、より高度な問題集にも取り組むなど、

掲載されている情報を参考に、取り組む教材などを調整しましょう。

d) 特殊な問題への準備

大学によっては 特殊な出題形式がある場合があります。

特殊な問題形式がある場合は、それに特化した対策を行いましょう。

例えば、九大の英語では英作文の対策が必要であったり、

福大の英語では下線部和訳の対策が必要であったりといった部分です。

3.総合的な受験戦略の立案

「大学情報」と「傾向と対策」の情報を組み合わせて、以下のような総合的な受験戦略を立てましょう。

  1. 1.学習計画の作成: 出題傾向に基づいて、各科目の学習比重と計画を立てましょう。
  2. 2.模擬試験の活用: 赤本の情報を基に、模擬試験の結果を分析し、自分の位置を把握しましょう。
  3. 3.直前期の調整: 直前期には、時間配分を意識した演習を重ね、本番に向けて調整しましょう。

まとめ

赤本はただの「過去問題集」ではありませんし、

赤本の中の「大学情報」と「傾向と対策」は、単なる参考資料ではありません。

これらを戦略的に活用することで、より効果的な受験勉強が可能になります。

定期的にこれらの情報を確認し、自分の学習計画や目標を調整していくことで、

志望校合格への道を着実に歩んでいきましょう!

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このブログはこんな人が書いています!

森 駿介

筑紫丘高校→九州大学理学部数学科卒業

塾講師歴10年 筑紫修学館歴11年

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