みなさんこんにちは、筑紫修学館西新校です。
先週のブログでもお伝えしたように、現在、近隣の中学校では続々と定期考査が行われています。そして、早いところでは、今週から得点結果が明らかになってきています。
特に中学3年生にとっては大事なテストだったので、今までで一番勉強を頑張った!なんて人もいたのではないでしょうか。テストの点数が全てではないとは思いつつも、やはり下がると悔しいし、上がれば嬉しくなってしまうのがテストの魔力です。特に自分がそれに向けて努力していればいるほど、尚更その気持ちは強いものになったのではないでしょうか。
勉強に限らずスポーツなども含めて、教育に関わる分野では「成功体験」という言葉がよく使われます。「成功」という言葉がずいぶん曖昧な気がしますが、定期考査などのテストでつけられる点数は「成功」かそうでないかが決めやすいかもしれません。そういう意味では、点数が出るテストというのは「成功体験」を積むのに絶好の機会と言えそうです。
今回、「成功」した人はこの体験をしっかり覚えておきたいですね。残念ながら「成功」とは言えなかった人も、まだまだチャンスはあります。次こそ「成功」と言えるように、行動を起こしましょう。
心理学の分野などでは、経験によって行動が変化するとき「学習」が行われたと考えます。雨の中で傘をささずにずぶ濡れになった経験をしたあと、次に雨が降ったときには傘をさすようになると、これは「学習」が行われたと考える訳です。
今回の「成功」は今回だけの偶然かもしれません。しかし、今回の経験から「学習」して行動が変化すれば、次の「成功」に向けて何かが引き継がれる可能性が生まれます。
もしかすると、今回「成功」したかどうかよりも、今回の経験から「学習」できるかどうかの方が重要かもしれません。次だけでなく、次の次や、次の次の次のことを考えるならなおさらそうかもしれません。
ところで、今回の西新校の生徒の出来はどうだったのでしょうか!
まだ結果が出ているのは一部ですが、つまみ食いしてみましょう。
※定期考査の点数を比べようとすると、生徒から「平均点が違うから意味がない!」と的確なツッコミが来るので、単なるお楽しみとして捉えてください。
前回上がったのに戻ってしまった人、前回下がったのが持ち直した人、自信なさげだったのに高得点を叩き出した人、目立つのはこんなところでしょうか。全体的には順調に上がり調子ですが、「意味がない!」のでご褒美は無しにしましょう。
「成功」した科目もそうでなかった科目も、どんな行動がよくてどんな行動を変えたらよいのか、次に備えてしっかり考えてもらいましょう。
このあと中学3年生は、入試に向けて全力を注いでいくことになります。 志望校合格をより確実にするために、さらに成績を上げていきましょう!
ただし、残された時間は長くありません。優先順位をつけ、的を絞って適切な課題に取り組んでいく必要があります。コアゼミコースの膨大な教材量を活かして、あなたの課題を徹底的に突っついていくので期待していてください!