こんにちは。
本日も筑紫修学館小郡大保校のブログをご覧いただきありがとうございます。
昨日で立石中の後期中間試験も終了しました。
小郡大保校の塾生は私立高校の過去問題演習を本格的に実施しています。
自分が受験する私立高校の過去5年分の過去問題を古い順に、
1週間で1年分ずつと解き進めております。
各年の各教科の得点を一覧表にして、得点の推移を確認しています。
やり直しや解けなかった問題の解説も実施し、
各高校の傾向を掴みながら、理解の不十分な分野を1つずつ潰しています。
私立高校入試まで残り1か月強になっていますので、
冬休みに入るまでにある程度終了させ、冬休み終了時には、
一通り完了させられるようにしております。
来週からは中学校で三者面談が実施され、最終的な受験校が確定します。
公立高校入試では通知表(内申点)が非常に重要です。
昨年度までは、中3の2学期の通知表が調査書の内申点になっていましたが、
今年度は2学期制に変更になったため、
いつの成績表が内申点として採用されるのかが、不透明な状況でした。
複数の学校の先生方の話をまとめると、
小郡市内では、10月末に配布された前期通知表の内申点をもとに、
後期中間試験の得点を加味したものが調査書に記載されるようです。
一部の中学校では、前期通知表に後期中間試験で得点が上がった教科の
内申点が加算されるとのことでした。
よって、おおむね前期通知表の内申点に+1~+2くらいになるようです。
ここで問題なのが、
後期通知表は公立高校出願時には生徒の手元にはありませんので、
生徒は自分の正確な内申点が分からない状態で出願するということです。
これは、ぎりぎりの成績で上位高校を受験する生徒にはかなり不安な状況です。
新型コロナの影響ですので、仕方のない部分もありますので、
これからは入試当日の筆記試験の得点アップのための勉強に集中することが大切です。
模擬試験の結果を見ていると、
生徒自身の現在の力を完全に出し切っている生徒は皆無です。
うっかり間違いや記述問題でポイントになる内容の記載がなく、
部分点しか貰えていないなどの、「失点」が非常に目立ちます。
日ごろから指導している私から見ると、
「まだあと10点以上は取れるのになあ。」
と感じてしまうこともあります.
福岡県入試は正答率が90%~10%程度のものまで、
満遍なく出題されます。
即効性のある受験対策は、正答率が50%以上の問題を
確実に得点できるようにすることです。
そのためには、
自分自身が、「どんな分野で」「どんなミスを」しやすいのか?
また、そのミスを見つける力をつけることが重要です。
過去問題演習を通じて自分自身をこれまで以上に客観的にみることが大切ですね。
受験は全受験者の中での順位で合否が決まりますが、
これからは、1点でも多く得点するために、
自分といかに向きあるかということが極めて重要です。
筑紫修学館小郡大保校では、
中3対象に合格答案の作成力をつけるために、
2021年1月3日にお正月のテーマ別特訓を実施します。
私たちも生徒が1点でも多く得点できるようにするために、
全力で取り組んでいきます。