みなさん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の伊井です。
本日も小郡大保校のブログをご覧いただきありがとうございます。
①小学校ご卒業おめでとうございます!
②久留米商業高校合格への軌跡
1.通知表評定が足りない!
2.前期期末試験が第一難関!
3.実力テストが上がらない!
4.推薦入試
5.最後のチャンスの一般入試
①小学校ご卒業おめでとうございます!
今日は小郡市内の小学校の卒業式でした。
新型コロナウイルスの影響で卒業生と保護者1名という
限られた参加者のみで実施された小学校も多かったようです。
咲いている桜の花も多くなってきました。
例年であれば在校生も出席のもと行われる卒業式ですが、
合唱の自粛などもあり、少し寂しい卒業式だったのではないでしょうか?
最近は卒業式で「ほたるの光」や「仰げば尊し」などの
定番の曲を合唱する学校がほとんどないという記事も見かけました。
時代とともにいろいろなものが変化していっていますね。
その変化に柔軟に対応していかなければいけないことを
この1年間は特に実感しました。
何はともあれ、ご卒業おめでとうございます。
来月からは中学生として新たな生活がスタートします。
小学校とは全く違う生活ですので、
中学校でも勉強・部活動・委員会活動など
充実した生活が送れるように、
塾生の新中1生には事前に今後のことを十分に理解してもらい、
スタートダッシュが決められるようにしたいと思います。
②久留米商業高校合格への軌跡
新生活が始まるのは新中学生だけではありません。
新高校生、新大学生、新社会人など多く方の新生活が始まる時期です。
新生活は期待も大きい反面、それ以上にわからないことが多く、
不安な要素も多いことがほとんどです。
そこで今後数回に分けて、
今年高校合格を果たした小郡大保校生の高校合格までの様子を紹介したいと思います。
第1回は久留米商業高校に合格した生徒についてです。
今年の久留米商業高校の入試は例年と比べて非常に難しかったことは
以前のブログでも紹介しました。
女子を中心に非常に人気のある久留米商業高校ですが、
推薦入試での内定者数が多く、
経営科学科の全定員が160名に対して内定者が106名
よって、一般入試の定員は160-105=56名となり、
志願者が111名で、実質倍率が1.98倍という狭き門でした。
福岡の県立高校全体の倍率が1.19倍ですのでその高さが際立っていました。
その久留米商業高校に合格したAさんの頑張りを紹介します。
新中3生など久留米商業高校を志望している方は参考にしてみてください。
1.通知表評定が足りない!
Aさんは大原中の女子で、中3生の夏期講座で入塾しました。
中2学年末の通知表は9教科合計27で、
久留米商業高校合格には30程度は必要ですので明らかに不足していました。
残り半年で間に合うのか、私もとても不安でした。
これまでの経験上、合格基準を突破するのは、
入試ぎりぎりになることが予想されたので、
そのことを伝えた上で、本人のやる気があることを確認して、
入塾いただきました。
目標がぶれない生徒は強いです。
勉強の進め方も最初はめちゃくちゃでしたが、
時間の許す限り塾に残って勉強していました。
中学校での友達も大保校生でしたので、
勉強時間を競うように取り組んでいました。
講師が手の届く範囲で勉強してもらいましたので、
効率的勉強の仕方や何をいつすればいいのかなども
その都度指示を出し、実行できているかを確認していました。
2.前期期末試験が第一難関
今年は年間で2回しか通知表が出ないため、
9月末のテストの結果で決まる前期通知表で30を突破しなければなりません。
1か月以上の時間をかけ、前期期末試験対策を行いました。
・学校の教科書の音読
・学校のワークを3回は繰り返し解きなおす。
・塾で作成した予想問題も3回は繰り返し解きなおす。
全ては自分一人で正解が出せるようになるまで繰り返すことを目標に頑張りました。
その結果なんと、前期通知表は9教科合計で
7ポイントアップの34を取ることが出来ました。
これは1ランク上の久留米高校に必要な内申点でもあります。
なんとか、内申点の確保という第一難関は突破できました。
3.実力テストの得点が上がらない!
次は入試本番で得点する力が必要になります。
小郡市内では10月頭と11月頭に到達度テストを
全中学生が受験し、学区の中での自分の順位などを把握します。
特に11月到達度テストは12月の志望校決定の三者面談の重要な資料です。
定期試験は範囲が狭いため、ある程度は努力でカバーできますが、
実力テストはこれまで学習した中12の範囲からも出題されますので、
すぐに得点できるようになりません。
平均して得点がアップするまでには、3か月かかると言われます。
あくまでも平均ですので、4か月や6か月かかる生徒もいます。
入試まで残り3か月に迫っています。
繰り返し様々な問題を演習しますが、成果が出ず、
講師も生徒も焦っていました。
冬期講座でも総復習として中123年の内容を
全て復習しました。
Aさんもかなりきつかったと思いますが、
冬期講座期間中の集中特訓講座も受講し努力を続けました。
4.推薦入試
前期通知表が良かったため、推薦入試を受検することが出来るようになりました。
1月上旬から、作文と面接を過去の質問を予想し、
繰り返し塾でも練習をしました。
過去の受験生から聞き取った質問内容などを分析し、
想定質問集を作成しました。
しかし、推薦入試は受験生ごとでも質問内容が変わりますし、
一般入試のように予想することが難しいです。
考えられることはすべて練習しました。
一般入試の勉強も並行しながら頑張りました。
しかし、結果は内定ならず。
正直かなり生徒も私も追い込まれました。
5.最後のチャンスの一般入試
焦っていろいろなことをするのは最も危険です。
それを私も生徒も念頭に置き、
塾で使用している福岡県公立高校入試予想問題集と
福岡県公立高校入試の10年分の過去問題を繰り返し解きました。
1人で答えが出るまで何度でもです。
記述問題が多いのが福岡県入試の特徴ですが、
繰り返すことで、つたなかった文章やわかりにくかったポイントも
自分の中で消化し、自分の言葉で書けるようにはなってきました。
また、中程度の難易度の問題を確実に生徒が出せるようにすることに特化し、
見直しやり直しを徹底し、その時間を確保するための時間配分は
徹底的に注意しました。
その結果、何とか久留米商業高校に合格することが出来ました。
あとから保護者様から伺った話では、
「もう私立高校入学の覚悟を決めていた」ということでした。
そこまで保護者様にご心配をかけてしまったことや、
生徒にも過度な負担をかけてしまったことを心苦しく思っています。
しかし、本人は頑張ったことで一つ成功体験を手に入れることが出来たと思います。
今後多くの試験などを受けていくと思いますが、
このことを誇りに思い、困難にも立ち向かっていけると思います!
ノートの取り方や勉強の進め方など個人によって最適な方法は異なります。
勉強に関し不安がある場合は早めに挑戦し、自分のやり方を身に着けたうえで、
本格的な受験勉強に入ってほしいと思います。
現在以下のコースのお申し込みを承っております。
①春期講座
②通常授業(2週間無料体験)
③新高3生対象「大学合格の会」
筑紫修学館小郡大保校では、頑張るみなさんを応援します。
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