みなさんこんにちは。筑紫修学館春日白水校です。
本日から5月になりました。そしてGWですね。といっても今年のGWは例年とは状況が大きく異なります。世界がこのようなことになるなんて今年の始めには思ってもみませんでした。家族で旅行や行楽などを計画していた方もたくさんいらっしゃるでしょう。実施予定だったイベントも多くが中止となっておりとても残念ですね。また部活生にとっては最後の大会を目前にして練習に明け暮れる日々を想像していたところ、史上初となるインターハイ中止のニュースを聞き喪失感でいっぱいのことと思います。私もかつては部活に打ち込む部活生でしたし、生徒たちから日々部活の話を聞いており、真剣に取り組んでいた姿勢や気持ちも知っているので生徒たちの気持ちも理解できます。本当に残念でなりません。
しかし
今年は
StayHome。
塾講師の立場からすると「勉強のチャンス!」と声を大にして生徒たちに伝えたいですね。
さてこのように世界中で新型コロナウイルス感染による影響を多大に受けており、暗いニュースや悲しいニュースは日々あふれています。しかし前回のブログでも書きましたがこういうときこそ「良いニュース」を積極的に探していきましょう。
今回ご紹介するのは環境改善のニュースです。
新型コロナウイルスの感染拡大により、人間の生活、働き方、人との付き合い方は大きく変化していますが、地球環境の面では望まぬ影響だけではなく、光明を見いだせるような変化も現れているようです。
世界で見られる環境面の改善点をいくつかご紹介します。
空気・大気
・工場閉鎖、車や旅客機など交通量の減少から温室効果ガス排出量が減少
中国では車や工場、工業施設から排出される二酸化窒素の量が激減しており、大気汚染が最も深刻として知られるインドではスモッグが消滅し30年ぶりにヒマラヤ山脈が見えたそうです。
水質
・工業閉鎖、観光客減少に伴い、表流水の化学物質含有量が減少し水路の汚染も改善
インドでは工業廃水がなくなり「聖なる川」とされるガンジス川の水質が改善し、ベネチアでは運河の水が澄んで見え人々から「なんて美しいんだ」「自然が生命を吹き返した」など喜びの声が上がっているそうです。(ただしこれは沈殿物が巻き上げられなくなったためで水質自体が改善したわけではないらしい)
このように環境面での改善はいくつか見られます。しかしこれはロックダウン、緊急事態宣言が発令されている今だけのデータです。外出禁止が解かれ経済活動が再開されればまた環境は悪化していくでしょう。
人々が生活していくうえで経済活動はなくてはならないものですが、今回のことをひとつのきっかけとし、人々が環境面における問題を少しでも意識することができれば地球にやさしい社会の実現も可能かもしれませんね。