皆さん、こんにちは。
筑紫修学館小郡大保校の伊井です。
本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。
大原中の期末試験は明日でいよいよ終了です!
中3生の受験校決定の三者面談の予定も配布されていますね。
昨年よりも1週間程度遅い実施のようですね。
期末試験が終了すると、中3生は高校受験対策一色になります。
私立高校の過去問題演習や、中3の教科書内容の未修分野の学習を急ぎ行いましょう。
そんな中でも、公立高校推薦入試を受検する生徒は、推薦入試対策も必要になります。
今日のブログでは公立高校の推薦入試について書こうと思います。
公立高校推薦入試とは?
福岡県公立高校入試では一般入試とは別に実施しています。
各中学校長からの推薦を行い、面接・作文などで選考します。
【実施日】2/7(月)・8(火)
【内定通知】2/14(月)
あくまでも合格発表は一般入試の発表と同時の3/16(水)ですので、
内定通知をもらっても正式な合格は3/16まで待たなければいけません。
(何もトラブルなく生活していれば問題はありません。)
【選考手順】
①11月までに中学の担任の先生に推薦入試を受検したい旨を伝達します。
➡その際に、評点は足りているかなどの現状の説明があります。
1学期の通知表で各学校が高校ごとに設定している評点基準に達していなければ、申込できません。
②12月第1・2週目に中学校内の選考の資料となる「志願理由書」を中学校に提出する。
③2学期終業式で中学校内の選考結果が伝達される。
③冬休み中に高校に提出する「志願理由書」を作成し、中学校に提出する。
④作文や面接の練習を実施する。
⑤2/7・8に各高校で推薦入試を受検する。
⑥2/14に内定者に通知される。
推薦入試を受検するにはまずは、中学校内での選抜を突破する必要があります。
①では、自分自身のどのような点で推薦してもらうのかを決定します。
大まかに分けると「学力推薦」「部活動推薦」「その他活動推薦」になります。
以下の3つのどれかに該当している必要があります。
「学力推薦」に関してはこれまでの勉強の頑張り(通知表)で判定されます。
➡各中学校で基準があるようですが、公表されていません。
私の経験では、一般入試で必要な内申点の+2ポイント以上は必要だと感じています。
「部活動推薦」に関しては、部活動の部長経験や県大会以上での出場や表彰経験などが必要です。
「その他活動推薦」に関しては、生徒会役員や委員会の委員長やボランティアなどの校外活動が必要です。
②中学校内の選考で使用される「志願理由書」は、基本的に自分一人で完成させる必要があります。
学校の先生は積極的に作成指導はないようです。自分から質問などをしないといけません。
この内容はかなり重要になります。内申点が十分に足りていても、志願理由書が納得いくものでなければ、
中学校内選考を突破できません。
(志願理由があいまいだったり、積極的な理由がなければ、校長先生も推薦したくないですよね。)
小郡大保校ではこの部分は1週間以上かけて、何十回も書き直させたり、一緒に資料を集めて対策をします。
➡高校に提出する本番の「志願理由書」と遜色ないレベルまで仕上げて中学校に提出できるようにします。
③冬期講習では万が一一般入試を受検することになっても大丈夫なように、
筆記試験の対策を中心に行います。
これは推薦入試を受験する生徒に毎年必ず伝えていることですが、
「推薦入試には絶対はない。『受験チャンスが1回増える』程度に考えておくこと!」
推薦入試は学力試験ほど確固たる確信を持つことができません。
当日の作文のテーマや面接の雰囲気などによって大きく変化するためです。
その為、冬期講習中は一端推薦入試のことは横に置いておいて、学力対策に集中します。
上記のように一生懸命「志願理由書」を作成し、出願すると、
周りの受験生とは違う感覚に陥り、合格した気になってしまう生徒がいることも事実です。
この感覚を持つことは本当に危険です。
面接試験に向けての取り組みが甘くなったり、本番の推薦入試試験で緊張してしまったりします。
④冬期講習後に面接作文対策を本格化します。
各高校で過去出題された作文のテーマについて作文してもらい、細かく添削します。
各高校によってどのような内容がテーマになりやすいかという傾向はあります。
また、面接で聞かれやすいことというものも各高校で傾向があります。
小郡高校では高校生活についての質問が時事ネタと絡めて質問されていることが多いですね。
上記の対策は学力対策と並行して行いますので、受験生にとってはかなりきつい1か月になります。
⑤実際の受験終了後、すぐに一般入試の学力対策1本に絞って行います。
準備を頑張り、推薦入試が終わったという安心感からすぐに勉強しない生徒もいるようですが、
本当に危険です。
万が一ない点が取れなかった場合は、落ち込んでしまって精神的にも肉体的にも一般入試に耐え切れません。
落ち込みやす生徒は推薦入試は受験しないほうがいいとさえ思ってしまします。
推薦入試終了後最初に顔を合わせたときに、私が必ず言うことがあります。
「推薦入試は落ちたと思え。内定していたらラッキーぐらいに考えること!」
頑張ってきた生徒にこのセリフを言うのは辛いですが、「内定するだろう」と安心してもろくなことはありません。
⑥内定が決まれば、当日から高校内容の数学と英語の勉強を開始します。
ある高校の先生の話では、一般入試合格者と推薦入試合格者で
入学後最初の入学者テストの平均点に10点以上差があるとのことです。
ラスト1か月で一般受検者は死に物狂いで勉強しますので、その1か月で入学後大きな差として現れます。
万が一内定が取れなかった場合は、3週間後の一般入試を受験しなければいけません。
特に注意してもらいたのですが、
推薦入試で内定が取れなったからといって、一般入試を別の高校に出願することは原則できません。
これは明文化された規則ではありませんが、
その高校で勉強したいという強い熱意で推薦入試を受験していますので、
一般入試で他の高校を受験するということは筋が通っていないとみなされてしまいます。
例えば、推薦入試を明善高校を受験して、
内定が取れずに一般入試で久留米高校に出願することはできないということです。
成績面で明善高校と久留米高校で悩んでいる人は推薦入試を出願すべきではありませんね。
推薦入試の活用は十分に考えて、「自分に合っているものなのか?」
ということをしっかり考えて臨んでほしいと思います。
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このブログはこんな人が書いています!
伊井貴宏
八女高校→山口大学工学部応用化学工学科卒業
塾講師歴24年 筑紫修学館歴12年
筑紫修学館 教務長
小郡大保校 校舎長
2021年5月からダイエット継続中!
8.0㎏減量できました!
(食欲の秋で、すくすくと成長しています。(´;ω;`)これはヤバイ!)