こんにちは、大橋校です(*’▽’)
今日は、受験勉強真っ只中!な中3の生徒の英語の質問をご紹介。
学校で教科書を読んでいた時に、ふと疑問に思ったそうです。
こちらが、質問してくれた生徒。
彼が抱いた疑問は、現在進行形について。
現在進行形といえば、
be動詞+動詞のing形で「~している」という意味を表す文法ですね。
「私はテレビを見ています」だったら、
I am watching TV.
「彼は英語を勉強しています」だったら、
He is studying English.
基本は「今、この瞬間まさにしていること」を表す文法です。
さて、ここで彼が抱いた疑問です。
教科書を読んでいた彼は、
Tell us why you’re leaving.
という文章を見つけました。
これは、
「あなたの出発がいつなのか、私たちに教えて」
という意味の英文です。
be動詞+動詞のing形で、現在進行形ですね。
しかし、
「あなたの出発がいつなのか、私たちに教えて」
この日本語訳にはその要素は見られません。
ここで彼は、
「ではなぜ現在進行形が使われているんだろう?」
という疑問を抱いたわけですね。
実は…現在進行形は未来を表すことができるのです。
それも、ただの未来ではなく、起こることが確定している未来。
既に予定されていることや手配済みの約束事を表すときに使えます。
Tell us why you’re leaving.
この文章は、日本に留学している女子生徒が「実は母国に帰ることになった」とクラスメイトに打ち明けたあとに、クラスメイトが彼女に向けて放った言葉です。
「母国に帰る」というのはもう決まった予定、起こることが確定している未来ですね。
ですので、現在進行形をが使われているわけです。
彼はとてもいいところに気が付いたと思います。
そして、その疑問をそのままにせずにこうして塾に持ってきてくれたことに嬉しさを感じました。
疑問がやっと解消された!という嬉しそうな顔が見れてよかったです。
「たいしたことじゃないし、質問しなくていいかな」
なんて、まったく思う必要はありません!
みなさんも、どんなことでも質問しにきてくださいね(*‘ω‘ *)