皆さん、こんにちは。

筑紫修学館小郡大保校の伊井です。

本日も小郡大保校の校舎ブログをご覧いただきありがとうございます。

中学受験もひと段落しましたが、

中3生は本日私立高校の専願入試です。

このブログを書いている今はもう試験が終了し、帰宅してほっと一息しているころだと思います。

大原中の中3生は本日は学校の授業がなかったため、校舎のオープンとともに本日受験をしなかった生徒が

ぞくぞくと自習に来ています。高3生や私立高校の高12生も今大保校の自習室で勉強を頑張っています！

私立専願入試の結果発表は週明けです。合格が決まれば、早速、高校数学と英語の勉強を開始します！

毎年受験生には話していますが、高校入試は通過点ですので、

中学生活よりも充実した高校生活になるように、早速準備を始めます！

高3生は昨日リサーチの結果が返却されました。

ネットニュースにもなっていますが、平均点が過去最低得点になる見込みです。

リサーチに結果に対する生徒たちの反応も様々です。

大手予備校のサイトでは、現状の成績を入力することで、

合格可能性A・B・Cなどで国公立大学の出願先を検索できます。

それも併せて出願校の最終決定になります。

大保校の塾生には時間が許す限り、リサーチの結果から話をしてます。

生徒によって大学の条件が異なりますので、（県内外の大学なのか？国公立大学でなければならないのか？）

細かく納得できるまで話をしています。

今年の生徒に限った話ではないですが、

「大学に進学する意味は何なのか？」

これがまだはっきりしていない生徒が多いのが実情です。

「偏差値のみで大学を選別すること」は非常に危険です。

生徒にとっては第一志望校合格のために心血を注いで頑張ってきましたので、

第一志望校以外の大学に出願することには大きな抵抗を感じるのはよく分かります。

大学は様々な視点で判断してほしいと思います。

私はセンター試験で想定以上の得点が取れました。

センターリサーチを検索して、

直前に第一志望の熊本大学ではなく、

第二志望で少し偏差値の高い広島大学に変更しました。

リサーチでもB判定が出ていたので、過去問題演習はそれほどしていませんでしたが、

欲が出てしまったのだと思います。

その結果、前期は広島大学は不合格、後期で山口大学に進学しました。

今考えれば、偏差値で大学を自分の中で選別していたのです。

「何のためにその大学で勉強するのか？」

「なぜその大学で勉強するのか？」

「その大学で勉強することが将来何に役立つのか？」

など、自分の中ではよくよく考えたうえで、熊本大学を第一志望校にしたつもりでした。

でも、実際はそうではなかったのです。

（山口大学での学生生活も楽しかったので、今は後悔はしていませんが…）

無意識のうちに大学を偏差値というフィルターに通してみていたのでしょう。

自分で選んだことですから自業自得です。

また、自分の意志以外で大学を選んでいる方はいませんか？

「親が○○大学に行ってほしいと考えている。」

「親戚や兄姉が○○大学卒業だから、私も△△大学以上に行かなくてはいけない。」

など、外からの目で大学を選ぶと本心ではないため、

何かうまくいかなくなったときに、後悔してしまうことが多くあります。

あくまでも偏差値は「入学するのに必要な学力」にすぎません。

大学自体の教育・研究レベルなどを表しているものではありません。

偏差値以上に教育・研究レベルが高い大学はたくさんあります。

会津大学などがよい例だと思います。

会津大学はコンピュータ理工学部のみの福島県立の単科大学です。

開校が1993年の比較的新しい大学です。

現在の偏差値は53くらいです。

都会から離れた雪深い土地であってもIT技術を駆使すれば、

東京と同じことができるということを30年前から実践している大学です。

https://www.u-aizu.ac.jp/（会津大学公式ホームページ）

筑紫修学館に転職する前の学習塾勤務の際に、会津若松で指導していたことがあるのですが、

会津は雪深い街で、九州人からすると想像を絶する土地です。（市街地でカマクラができるほどでした。）

私は会津若松に赴任した時に初めて会津大学の存在を知りました。

世間的にはあまり有名ではありませんでしたが、設備も教員方々もその道のプロフェッショナルを集めた

わかる人にはわかるすごい大学ということでした。

会津大学の学生で塾でアルバイトしていた講師をは全員こだわりを持った熱意のある賢い学生ばかりでした。

なんと大阪や福岡出身の学生もいましたね。

（正直言うとなんで「福岡からこんなところまで…」と当時思っていました。）

今ではIT業界では引く手あまたの人材を輩出する大学のようです。

会津大学はIT関連の勉強がしたい人にとっては、

入学試験は極端にレベルが高いものではないけれど、最先端の勉強ができる最高の大学と思います。

社会人になって仕事を始めて感じたことですが、

出身大学の偏差値はほとんど関係ありません。

大学で、

何を学んで、

何ができるようになって、

どんな人生を送りたいか？

一人でも生きていけるのか？

家族を養えるような人間になれるのか？

ということを考えて、

大学のブランドではなく、

実を取ることができる人になってほしいと思います。

これまでこのことを話してきたつもりだったのですが、

講師として私はまだまだなのだと痛感しました。

大学での勉強を通じてより豊かな人生になるように、

生徒一人一人に話し続けていこうと思います。

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（休館日は除きます。詳しくは小郡大保校までお問い合わせください。）

【場所】筑紫修学館小郡大保校

【対象】中1～中3・高1～高3生

【費用】無料

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各講座お問い合わせ・お申し込みは、

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このブログはこんな人が書いています！

伊井貴宏　

八女高校→山口大学工学部応用化学工学科卒業

塾講師歴24年　筑紫修学館歴12年　

筑紫修学館　教務長　

小郡大保校　校舎長

2021年5月からダイエット継続中！

8.0㎏減量できました！

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