こんにちは、大橋校です(*’▽’)
今日、とある中学1年生の生徒が、授業が終わったあとも残ってなにやら勉強していました。
その生徒は、休み時間に
「今日はなんだか急いで家に帰りたい気分!」
と言っていたので、あら?と思い、
「早く帰らなくて大丈夫なの??」
と声をかけると、
「明日学校で漢字の小テストがあるから、ついでにここで勉強してから帰ろうと思って」
とのことでした。
こんなふうに、勉強に「ついで」の習慣をつけるのはとてもいいことです。
実はこれは、何かを暗記するときにも役立ちます。
例えば、英作文を書いているときに
「火曜日に」
という言葉が出てきたら、月曜日から日曜日までついでに書いてつづりのテストをしてみる。
takeという動詞が出てきたら、現在形、過去形、過去分詞形すべて言えるかついでに確かめてみる。
歴史の勉強しているときに新しく戦いの名前を知ったら、年号と一緒に覚える。
こんなふうに、「今勉強していること」と「それに関係のあること」を事あるごとに紐付けして勉強する生徒は、教科に関係なくよく伸びる傾向にあります。
本来だったら「火曜日」という英単語しか勉強しないはずだったのに、ついでにチェックすることで
「あ、水曜日のつづりが曖昧だった!覚えなおさなきゃ」
なんてことになるかもしれません。
そうなったらラッキーです!
「先生、今解いているこれと、1学期に習った○○って何が違うんですか?」
「この前の○○とこれって関係あるんですか?」
こんな質問をする生徒もいます。
こんなふうに、勉強を点でなく線でとらえることでつながりが見えてきて理解しやすくもなりますよ。
この「ついで」の勉強法は、私が生徒に口頭テストをするときによくやっていることですが、
生徒の皆さんも勉強する際に自分で自分にテストしてみてくださいね。
「覚えているか、ついでにチェックしてみよう」
で勉強しなおしたことが、テストに出るかもしれませんよ(^_-)-☆