スタッフブログ
みなさん、こんにちは(^^)/
オンライン家庭教師 ネット塾『わかるらいぶ』の山本です!
わかるらいぶのブログでは、全国の小・中学生向けの情報として、各都道府県の公立高校入試についてお伝えしています!
第9回目となる今回は、佐賀県の公立高校入試の話です。
佐賀県以外に住んでいる方も、自分の県と比較して、参考にできるところを探してみてくださいね。
■おもな入試の種類と日程
1.特別選抜(2月8日)
受験実施校は、スポーツ推進協議実績枠(全日制 22校)、スポーツ推進学校希望枠(全日制 29校)、文化芸術推進教育課程枠(全日制 3校)、文化芸術推学校希望枠(全日制 18校)となっています。指定校一覧は佐賀県教育委員会のホームページに掲載されています。
学力検査、実技検査及び面接が実施されます。願書提出後の学校、学科、指定競技・分野などの志願変更は認められておらず、特別選抜の合格者は、一般選抜の応募資格を失います。
合格発表は志願先高等学校および各校のホームページにおいて、2月15日に行われます。
2.一般選抜(3月8日、9日 ※追試験は3月22日に実施)
全ての高校で実施される入試です。学力検査及び面接が実施され、その結果と調査書の学習評定で合否が判定される入試です。願書提出後に一度だけ、学校・学科等の志望変更が認められています。
合格発表は特別選抜同様、志願先高等学校で志願先高等学校および各校のホームページにおいて、3月15日に行われます。(追検査実施の場合は3月23日の発表です。)
■入試の教科・時間・配点
特別選抜の学力検査は、「英語」、「数学」、「国語」の3教科について、佐賀県教育委員会が作成した問題による実施です。英語においてリスニングテストの実施はありません。また、実技試験が実施されます。
以下、試験のスケジュールです。
教科 検査時間
1 国語 9:00〜9:25
2 数学 9:45〜10:10
3 外国語(英語) 10:30〜10:55
試験時間は各教科25分、次の教科までの休憩時間は20分間です。配点は実施要項に詳しく掲載されていますので、気になる方はそちらをご確認ください。
また、一般選抜の学力検査は、「国語」、「数学」、「社会」、「理科」、「英語」の5教科について、佐賀県教育委員会が作成した問題による実施です。英語の試験ではリスニングテスト、国語の試験では聞き取りテストが試験時間内に実施されます。高校によっては、上記の教科に加えて実技試験が課される場合もあります。(その場合、第2志望、第3志望の場合も実技試験は実施されます。)また、数学及び英語については、追加問題(各15点)が実施される場合もあります。
以下、試験のスケジュールです。
《1日目》
教科 検査時間
1 国語 9:20〜10:10
2 理科 10:30〜11:20
3 外国語(英語) 11:40〜12:30
《2日目》
教科 検査時間
1 社会 9:20〜10:10
2 数学 10:30〜11:20
試験時間は各教科50分、次の教科までの休憩時間は20分間です。休憩時間は最後の見直しと休憩の時間にあて、次の教科に向けて気持ちを切り替えましょう。
配点は各教科50点満点、5教科合計250点満点です。ただし一部の高校では傾斜配点を実施しています。
■学区の有無
2学区が設けられています。
■公立高校の一覧
【東部学区】
佐賀東高校、佐賀西高校、佐賀北高校、致遠館高校、鳥栖高校、小城高校、神埼高校、三養基高校
【西部学区】
唐津東高校、唐津西高校、厳木高校、伊万里高校、武雄高校、鹿島高校、白石高校、太良高校(全県募集枠以外)
■佐賀県の入試の特徴
一般選抜では、学力検査、面接の結果、内申書から総合的に判定されますが、その際、2つの異なる選考方法(選考Ⅰ、選考Ⅱ)により審査されます。選抜に用いる配点の中で『学力検査の評価の割合』をどの程度重視するかによって選抜が分けられており、それぞれの『学力検査の評価の割合』は以下の通りです。
選考Ⅰ…全体の評価のうちの50〜70%
選考Ⅱ…全体の評価のうちの70%程度
選考Ⅰの募集人員は定員の10〜30%の範囲で学校ごとに定められ、選考Ⅱの募集人員は、募集定員から特別推薦及び選考Ⅰ合格者を差し引いた人数となります。先に調査書等の配点が高めに設定された選考Ⅰ、次に学力検査の配点が高めに設定された選考Ⅱが行われるので、第一段階として、調査書や面接の結果が重要になってきます。
佐賀県の内申点の対象については、中学1年生から3年生までの評定が同等につきます。9教科×5段階×3学年=合計135点満点です。1年生の時から、定期テスト対策をしっかりと行い、内申点アップに努める必要がありますね。学校の行事などにも積極的に参加するようにしておくと良いでしょう。
そうは言っても、評価の半分以上は学力検査の評価が占めているので、当日の学力検査の対策もしっかりと進めていきたいです。定期テスト対策、受験勉強を両立させ、計画的に勉強を進めていく必要があります。
わかるらいぶで考える佐賀県公立高校入試対策は、まずは定期テストの対策に力を入れ、定期テストが落ち着いたタイミングで、入試の過去問題、類題演習を繰り返し行い、当日の学力検査対策を徹底することです。
わかるらいぶでは、生徒一人ひとりに合わせて各都道府県の入試情報を、私立高校情報を含めてお伝えします。
また、出題傾向に従って対策学習ができますので、公立高校入試は安心してお任せください。
オンライン家庭教師 ネット塾『わかるらいぶ』 山本
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