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こんにちは、ネット塾わかるらいぶの坪井です。
本日は火曜日に引き続き、共通テスト2022年の英語リーディング大問3の分析と対策についてお話したいと思います。

大問A

2021年の大問3に引き続き今年もUKを題材にした英文でした。
昨年はイギリスのホテルに問い合わせのメールを送った文章を答えさせる問題、今年は「日本文化が他の国からどのように見られているか」というテーマについてのイギリス人ブロガーの記事を読んで答えるという問題でしたね。

2021年の問題文の方が、最初の問い合わせの内容がつかみやすく、ホテル側の答えもそれに基づく内容と推測できるため非常にやりやすかったと思います。
しかし、今年の問題については、「どのように見えているかの反応」について書かれているため、事前の予測が難しいという点で、少し最初の読解に時間が掛かった受験生もいたかもしれません。内容自体はかなり読みやすいので、ここも全問正解で突破したい所です。

この手の話の内容が予測できそうにない文章に当たった場合、少しでも読解スピードを上げるためのコツとして、
「設問から書かれている内容のヒントをつかむ」
ことをしてみるのも一つの手です。

今回の大問3には、設問の上の部分(文章のあと)に “A slice of Japan”という見出しのイラストが載せてありましたね。こちらをヒントに、するとよさそうなのですが、ここで注意点!

イラストはざっくり掴む
です。ここで焼き鳥とたこ焼きだー♪という細部に気を取られるのではなく、その上の food standsなどの「見出し」
ここに注目しておくべきです。
さっと、大まかな情報を掴んで、屋台とActivityと伝統芸能について書かれているんだな、ぐらいの認識で止めて本文、設問に進みましょう!

大問B

続いてもUK関連の文章でしたね。
この大問Bはできごとが起こった順に並び替えさせる問題がポイントになります。

順序並べ問題は、

選択肢の主述部分を訳しておく
です。この選択肢は本文に全て書かれている事実です。ということは、必ず本文に似たような表現で出てきますよね?どこかに罠が潜んでいますので、選択肢の動作と動作主はしっかりと押さえておきましょう!

今回はminibusの存在が受験生を惑わせています…。
登山のイメージに引っ張られて、うまく問題文中に潜ませていますね。
直接の記述がないのもちょっといじわるな問題かもしれません。

とうわけで、この大問3のB問題は序盤の設問の中でも特に注意深く取り組む必要のある問題です。
後半に行くにしたがって、集中力は低下しますので、最初にこの大問3から済ませておくというのも得点が伸び悩んでいる方にはいいかもしれませんよ。

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