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みなさん、こんにちは(^^)/
オンライン家庭教師 ネット塾『わかるらいぶ』です!

昨日は多くの自治体で、公立高校一般入試の志願者数と倍率が発表されました。
その情報は新聞紙上やHPなどに掲載され、受験生は必ず目を通していると思いまうす。

しかし、通常発表される志願者数と倍率ですが、実は一般入試の受検者数と倍率を正しく表しているものではないので。

今回は実質倍率にについてお話しします!

自治体によって若干異なりますが、基本的には以下のように発表されます。

募集定員 300名 志願者数 360名 倍率 1.20倍

普通はこの情報を見て、「この高校は1.2倍の倍率なんだ」と思ってしまいます。
しかし、よく見てみると

内定者数 150名

といったように、「内定者数」が記載されることがほとんどです。
この内定者数とは

推薦入試や特色化選抜などの、一般入試以外での選抜方法で、すでに内定を獲得した生徒数のことです。

そして発表されている募集定員と志願者数には、内定者数も含めれているのです!

では、一般入試の倍率はどのように算出するのかですが、
① 募集定員から内定者数を引く
② 志願者数から内定者数を引く
③ ②を①で割る

実際にやってみると
① 300ー150で、一般入試の募集定員は150名
② 360ー150で、一般入試の志願者数は210名
③ 210÷150をすると、1.40

このことから、この高校の一般入試の倍率、つまり実質倍率は1.4倍となり、発表されている倍率より大きいのが分かります。

そして、昨日ある自治体から発表された情報から、

1.41倍と発表された倍率が、実質倍率が5.1倍になる高校があることが判明しました!

これはとてつもなく大変なことです。
特色化選抜などで募集定員の9割の内定者数を出してしまい、志願者数も多かったことからこのような数値になっています。
この高校を志願している生徒は、今後どのようにしていくかを、慎重に考えないと大変です。

このように、発表されている情報からさらに情報を整地しないと大変です。
受験は情報戦、正しい情報を仕入れて受験に取り組みましょう!

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